日本語を表示するCGIスクリプトを実行した場合、文字化けすることがあります。これは漢字コードの問題です。コwindowsパソコンの世界ではshift-jisと呼ばれる漢字コードが使われています。一方、プロバイダーのサーバーの多くがUNIXというOSを採用しています。UNIXでは漢字コードとしてEUCを使用しています。この漢字コードの違いが文字化けの原因となります。漢字を出力する必要のないカウンタなどはこの問題を意識する必要はないのですが、画面に漢字を表示するときには、文字化けを防ぐために、windows上で作成したCGIスクリプトをEUCに変換して保存したり、FTP転送の際にEUCモードで送付する措置などが必要です。しかも厄介なことにプロバイダのサーバーの漢字コードはEUCとは限らないので必ずしもEUCで送付する必要がない場合もあるようです。画面表示その1で作成したスクリプトは、そのまま転送したところ文字化けしたので、EUCに変換してから保存して、FTP転送したところとサンプルのように正しく表示できました。EUCに変換して保存するには、超有名なテキスト・エディタである秀丸を使うのが一般的です。
また画面表示その2のようにテキストボックスからの入力した文字を表示するプログラムの場合には、文字化けを防ぐには、入力された漢字をEUCに変換するライブラリjcode.plが必要になります。画面表示その2では、jcode.plを使用していないので、文字化けする可能性がありますのであしからず。
上記で触れたCGI作成にかかせないソフトウェアについては、http://www2q.biglobe.ne.jp/~terra/cgi/freeware.htmから入手できますので。