社会安全学部の目標は,「防災・減災対策や事故防止,危機管理のための政策立案とその実践ができる,高度な情報処理能力を有した社会貢献型人材の育成」である.そこで,河野が担当する専門演習・卒業研究では,“情報”を題材とした学習・研究を通じ,安全・安心な情報化社会を実現するために必要な能力(政策立案能力,課題解決能力,情報処理能力など)を身に着けることを目指す.
本卒業研究1では,専門演習で身に着けた基礎能力を用い,安全・安心な情報化社会を実現するための研究を実施する.具体的には,現代のような高度情報化社会において利用者が安全・安心に情報や情報機器を使いこなすための,1)情報リテラシーを高める学習ツールの開発,2)科学的知見・理論に基づく心理分析・行動分析,を行う.卒業研究1の時間帯に,教員との1対1形式の討論を実施しつつ,定期的に進捗報告を全員に課して各自に課題を認識させることで,履修者の卒業研究実施に向けたサポートを行う.また,剽窃に関する注意など,執筆方法について指導する.
なお,理系向けの研究特化型演習形式を希望した学生については,別曜日に時間をかけて打ち合わせを実施する.
1)知識・技能の観点
2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点
3)主体的な態度の観点
第1回 | オリエンテーション(1),卒業論文執筆に向けた全体指導(1) |
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第2回 | 卒業論文テーマに関する討論(1) |
第3回 | 定期進捗報告(1) |
第4回 | 卒業論文テーマに関する討論(2) |
第5回 | 卒業論文テーマに関する討論(3) |
第6回 | 定期進捗報告(2) |
第7回 | 卒業論文テーマに関する討論(4)・剽窃に関する指導 |
第8回 | 卒業論文テーマに関する討論(5) |
第9回 | 定期進捗報告(3) |
第10回 | 卒業論文テーマに関する討論(6) |
第11回 | 卒業論文テーマに関する討論(7)・卒業論文執筆に向けた全体指導 |
第12回 | 定期進捗報告(4) |
第13回 | 卒業論文テーマに関する討論(8) |
第14回 | 卒業論文テーマに関する討論(9) |
第15回 | 定期進捗報告(5) |
自身の研究の問題点の抽出やその問題の解決のため,履修生は多くの時間を費やして,各研究課題に取り組む必要がある.なお,理系向けの研究特化型演習形式を選択した学生については,より一層の時間を費やす必要がある.
定期試験を行わず,平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する.
選択したテーマに対する演習時・時間外での取り組みや卒業論⽂(執筆可能部分)の完成度(100%)
1)知識・技能の観点
2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点
3)主体的な態度の観点
4)その他
履修者ごとにテーマが異なるため,特定の教科書は使用しない.
履修者ごとにテーマが異なるため,必要な参考書も履修者ごとに異なることになる.そのため,履修者の研究テーマに応じて,時間中に適時,紹介する.
なお,研究に必要な書籍等は教員側で用意する.
発表内容や提出課題の内容に対して,授業中にフィードバックする.必要に応じて,メールやMicrosoft Teams,Slack等を用いてオンラインでフィードバックする.
学部HPに公開されているメールアドレス,関大LMSの機能,Microsoft TeamsもしくはSlackを利用すること.
専門演習・卒業研究の詳細な内容については,2年生時に配布される専門演習履修要綱およびHPに詳細に書いてあるため,必ずそちらを参照すること.
原則,演習回数の80%以上の出席が求められる.
※BYOD[ノートPC]の必要性について