(2コマ連続実習)
本実習では,文書作成,プレゼンテーション,コミュニケーション,データ整理・分析,情報検索などの日常的な作業を,パーソナルコンピュータを利用して効率的に行う技術を習得することを目標とする.具体的には,Windows PCの基本的な操作について学習したあと,インフォメーションシステムや関大LMS,電子メールなどの学内で提供されているシステムの利用方法と,Microsoft Word,PowerPoint,Excelの操作方法に関する実習を行う.さらに,情報セキュリティや情報倫理,インターネットを用いた情報検索に関する基礎的知識も学ぶ.
1)知識・技能の観点
2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点
3)主体的な態度の観点
第1回 | コンピュータの基本操作,インフォメーションシステムおよび学内IT関連サービスの利用, 関大LMSの利用(1),印刷(基礎),電子メール |
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第2回 | ファイル・フォルダの扱い方,関大LMSの利用(2),印刷(応用),タイピングの基礎 |
第3回 | Wordの利用(1. 文書作成の基本操作,文書の装飾) |
第4回 | Wordの利用(2. 図・表・数式の挿入) |
第5回 | PowerPointの利用(1. スライド作成の基本操作と図形描画) |
第6回 | PowerPointの利用(2. アニメーションとスライドショー)・情報検索 |
第7回 | PowerPointの利用(3. プレゼン),Wordの利用(3. テンプレートの利用) |
第8回 | Wordの利用(4. デザイン性が高い複雑な文書の作成) |
第9回 | Wordの利用(5. Wordの便利な機能)・Word小テスト |
第10回 | Excelの利用(1. データの入力方法,表の編集・レイアウト) |
第11回 | Excelの利用(2. グラフの作成(基礎))・ 情報セキュリティと情報倫理~PC・スマートフォンのセキュリティ対策~ |
第12回 | Excelの利用(3. グラフの作成(応用)) |
第13回 | Excelの利用(4. 数式の入力,基本的な関数の利用) |
第14回 | Excelの利用(5. 実践的な関数の利用) |
第15回 | Excelの利用(6. データの並び替えと抽出)・Excel小テスト |
2コマ分の時間を利用しているため,実習時間内で演習課題が終わるよう設計しているが,どうしても自習時間内に指定した演習課題まで終わらない学生は,次回までに指定した演習問題を解く必要がある.また,欠席した学生は,次回までに担当範囲まで演習問題を解く必要がある.
なお,ITスキルには個人差が大きいため,実習時間だけでは十分な理解ができないという学生は,配布資料や参考書を用いて,別途,学習する必要がある.
平常成績(30%),毎回提出するレポート(42%),小テスト(28%)の予定.なお,1時間目・2時間目ともに出席することで,出席扱いとする.電車遅延を除く遅刻は欠席扱いである.
総点が60点以上で合格とする.各観点からの評価としては,1)知能・技能の観点および2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点を評価するレポートおよび小テスト(計70%),3)主体的な態度の観点を評価する平常成績(30%)となる.ただし,欠席(遅刻も含まれる)が4回以上の場合は,原則として不可とする.
とくに指定しない.関大LMS上に電子ファイルの資料を提供する.
毎回、講義の終わりに,「反省点や理解が不十分であった箇所を問う,振り返りシートの提出」「各回の理解を問うための簡単な問題の提出」を行う.振り返りシートに挙げられた疑問点や問題点は,次回の講義時にまとめて回答する.
各回のレポートの採点結果は,関大LMS上で入力するため,学生からは見える形でフィードバックされる.点数が低い学生には,すべてコメントを入れて返却することで,どこが問題だったかを学生は知ることができる.