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IT実習(2021年度)

本実習では,文書作成,プレゼンテーション,コミュニケーション,データ整理・分析,情報検索などの日常的な作業を,パーソナルコンピュータを利用して効率的に行う技術を習得することを目標とする.具体的には,Windows PCの基本的な操作や関大LMSなどの学内で提供されているシステムの利用方法について学習したあと,Microsoft Word,PowerPoint,Excelの操作方法に関する実習を行う.さらに,情報セキュリティや情報倫理,インターネットを用いた情報検索に関する基礎的知識も学ぶ.

到達目標

1)知識・技能の観点

2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点

3)主体的な態度の観点

授業計画

第1回 コンピュータの基本操作,関大LMSの利用
第2回 学内ITサービスの紹介,ファイル・フォルダの扱い方,圧縮・解凍,Dropbox(Kansai University)の使い方
第3回 Windowsによる文字入力,情報検索,印刷の方法
第4回 Wordの利用(1. 文書作成の基本操作,文書の装飾)
第5回 Wordの利用(2. 図・表・数式の挿入)
第6回 PowerPointの利用(1. スライド作成の基本操作と図形描画)
第7回 PowerPointの利用(2. アニメーションとスライドショー)
第8回 Wordの利用(3. デザイン性が高い複雑な文書の作成)
第9回 情報セキュリティと情報倫理~PC・スマートフォンのセキュリティ対策~,メールの安全な利用
第10回 Excelの利用(1. データの入力方法,表の編集・レイアウト)
第11回 Excelの利用(2. グラフの作成その1:棒グラフ,折れ線グラフ,円グラフの作成)
第12回 Excelの利用(3. グラフの作成その2:散布図,複雑なグラフの作成)
第13回 Excelの利用(4. 数式の入力,基本的な関数の利用)
第14回 Excelの利用(5. 実践的な関数の利用)
第15回 Excelの利用(6. 並び替えやフィルタ,テーブルの利用)・Wordの利用(4. Wordでの校閲)

授業時間外学習

実習時間中に説明した内容を理解していれば解くことができる課題をレポートとして課すため,履修者は指定日時までに課題を解き,提出する必要がある.欠席した学生は,欠席者課題も含め,より多くの課題を指定日時までに解いて提出する必要がある.
なお,ITスキルには個人差が大きいため,実習時間だけでは十分な理解ができないという学生は,配布資料や参考書を用いて,別途,学習する必要がある.

成績評価の方法・基準・評価

定期試験を行わず,平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する.

平常成績(30%),毎回提出するレポート(70%)の予定.電車遅延を除く遅刻は欠席扱いである.
総点が60点以上で合格とする.各観点からの評価としては,1)知能・技能の観点および2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点を評価するレポート(70%),3)主体的な態度の観点を評価する平常成績(30%)となる.ただし,欠席(遅刻も含まれる)が4回以上,もしくはレポートの未提出回数が4回分以上の場合は,原則として不可とする.

教科書

とくに指定しない.関大LMS上に電子ファイルの資料を提供する.

参考書(配布資料では物足りない・自主学習したいという人へ)

フィードバックの方法

毎回,講義の終わりに,
・反省点や理解が不十分であった箇所を問う,振り返りシートの提出
・各回の理解を問うための簡単な問題の提出
を行う.振り返りシートに挙げられた疑問点や問題点は,次回の講義時にまとめて回答する.
各回のレポートの採点結果は,関大LMS上で入力するため,学生からは見える形でフィードバックされる.さらに,課題ができておらず点数が低い学生に対しては,どこができていないかを知らせるためにすべてコメントを入れて返却する.

担任者への問合せ方法

取りまとめ者(河野)への連絡方法:学部HPに公開されているメールアドレスもしくは関大LMSの機能を利用すること.
授業担当者への連絡方法:関大LMSの機能を利用すること.

備考

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