(2コマ連続実習)
本実習では,商用の統計解析用のソフトウェア・パッケージSPSSや無償で利用できるパッケージRを用いて,社会調査などで収集したデータのもつ傾向を確かめるためにさまざまな統計量を計算したり,観察対象となる集団全体がもつ特徴を分析・予測する技術を習得することを目標とする.具体的には,カイ2乗検定,t検定,F検定などの仮説検定の方法と,重回帰分析,ロジスティック回帰分析,順序回帰分析,主成分分析,因子分析,クラスタ分析,判別分析などの基本的な多変量解析の手法の理論的事項について理解を深めるとともに,実際にコンピュータ上でソフトウェアを用いて解析を実行する方法を学ぶ.
第1回 | 基本統計量の計算(平均,分散,四分位数,歪度等) |
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第2回 | クラスカル・ワリス検定とt検定 |
第3回 | カイ2乗検定 |
第4回 | コレスポンデンス分析 |
第5回 | 多重コレスポンデンス分析 |
第6回 | 一元配置分散分析 |
第7回 | 二元配置分散分析 |
第8回 | 重回帰分析 |
第9回 | ロジスティック回帰分析 |
第10回 | 順序回帰分析 |
第11回 | 主成分分析 |
第12回 | 因子分析 |
第13回 | クラスタ分析 |
第14回 | 判別分析 |
第15回 | リスクの分散 |