IT基礎実習II
(2コマ連続実習)
本実習では，表計算ソフトウェアを利用して，大量のデータを整理・分析するための基礎的手法を習得することを目標とする．具体的には，Microsoft Excelを用いて，データの入力，行(列)の追加や削除，数式および関数の利用，データのグラフ化などの基本的な操作について学習したあと，ソート機能やフィルタ機能を用いて必要なデータを一定の順序で抽出する手法を学ぶ．また，度数分布表の作成，平均や標準偏差の計算，仮説検定など，Excelを用いた基礎的な統計分析に関する実習を行う．
到達目標
- Microsoft Excelの基本操作ができるようになる．
- Microsoft Excelを用いて，基本的な統計分析ができるようになる．
授業計画
| 第1回 | データの入力方法 |
|---|---|
| 第2回 | 表の編集 |
| 第3回 | 表のレイアウト |
| 第4回 | 数式の入力（1.四則演算と統計処理) |
| 第5回 | 数式の入力（2.数学関数と論理処理) |
| 第6回 | グラフの作成(1.棒グラフと折線グラフ) |
| 第7回 | グラフの作成(2.散布図とレーダーチャート) |
| 第8回 | データの並べ替えと抽出 |
| 第9回 | Word，PowerPointとの連携 |
| 第10回 | 統計分析（1.度数分布表とヒストグラム） |
| 第11回 | 統計分析（2.区間推定と信頼区間） |
| 第12回 | 統計分析（3.カイ2乗検定） |
| 第13回 | 統計分析（4.対応のない場合のt検定） |
| 第14回 | 統計分析（5.対応のある場合のt検定） |
| 第15回 | 統計分析（6.分散分析） |
教科書
とくに指定しない．CEAS上に電子ファイルの資料を提供する．