基礎演習(長谷川担当)96.06.17
今日の基礎演習
A. 諸連絡<9:00- >
(1) 班での入力作業の時間帯を報告していない班(1,3-6)は長谷川に報告すること。
(2) ボーリング大会の結果:参加9名
(3) 以下の者は本日のオフィスアワー(12:30-15:00)に研究室に来ること。
・「基礎演習で何かやりたい」と企んでいる者
・ふくろうネット(関西大学のパソコン通信サービス)に入りたい者
・インターネット(ホームページ)を体験してみたい者
B. 欠席・遅刻について
無断欠席・遅刻は認めない。事前(やむを得ない場合事後)にその理由を申告すること(無断欠席・遅刻が多い場合,単位を認定できない)。
C. 夏休みのレポート課題について(予告)< -9:20>
(1) 高等教育研究会(編)『大学を学ぶ』(青木書店,1996年)を読みレポートにまとめる。
(目的)
(1)大学とはなにか,大学と高校との違い,大学で学ぶ上でのポイントを把握する。
(2)ワープロでレポートを作成し,これまでに修得した操作能力を実際に活用すること。(クリアすべき最低条件)
(1)この本を購入すること。
(2)線を引きながら,考えたことを書き込みながら最後まで読み通すこと(第2章第2節2(111-124頁)は読まなくとも良い)。
(3)考えさせられた文章や疑問に思った文章を全て書き出し,書き出された文章一つ一つに対して,自分のコメントを書き添える。
(4)序,第1章,第2章,第3章,のそれぞれについて自分のコメントだけで200字以上書 くこと。
(5)レポート全体の文書量は,2000字以上であること(引用文とコメントを含めて)。
(6)レポートはワープロで作成し,プリンタで印刷したものとフロッピーディスクで提出すること。(2) 経済・経営に関わりのあるテーマでレポートを作成する。
(目的)
(1)興味のあるテーマを探し,資料収集やレポート作成を試みる。
(2)ワープロでレポートを作成し,これまでに修得した操作能力を実際に活用する。
(3)後期における班の再編成の重要な判断材料を提供する。
(概要)(1)各自関心のある経済・経営に関わりのあるテーマ(例えば特定の商品)を探し出す。
(2)そのテーマを扱う複数の文献(新聞記事,雑誌記事,学術論文)を収集し,要約を作成する。
(3)その内容を比較検討(相違点や一致点を発見)する。
(4)収集・要約しなければならない文献の種類と数,レポート最低必要枚数等を指定する予定。
D. ビデオを見る <9:20-10:10>
「職人技が消えていく・町工場が支えたハイテク日本」
(50分,NHK,1996年1月28日放映)
(1) ポイント
1) 技術(職人・技術者)の論理 vs. 経済(経営者)の論理
2) 大企業の論理 vs. 中小企業の論理
3) 産業空洞化がもたらすもの(2) 参考文献
1) 関満博『フルセット型産業構造を越えて』(中公新書)中央公論社,1993年,680円。
「すべての産業,技術を保持し,開発から量産に至る全過程に展開する『フルセット型産業構造』は,日本の成長の原動力であった。しかし今,鋳造,機械製作など基盤的技術の崩壊によってこの構造は解体に向かっている。日本産業再活性化の道をどこに求めるか。現在までの発展を支えた中小企業の分析を基に,技術の集積構造の現状と未来を探り,東京圏と地方圏,近隣諸国とくに中国との機能の持ちあいによるアジア・ネットワークを提唱する」(カバー解説文より)。
2) 関満博『地域経済と中小企業』 (ちくま新書)筑摩書房,1995年,680円。
「激しい競争の中で技術レベルを高めてきた日本の中小企業は,『成熟社会』『超高齢社会』を迎える日本経済に,どう対応すべきなのか。大都市工業地域の現場を通して,『大都市と工業』,そして『地域と中小企業』の新たなる関係を模索し,次代の大都市経済社会で中小企業に期待される役割を考える」(カバー解説文より)。
G. 今日の班日誌とレポートを書く <10:10-10:30>
H. 次回(予定):6月24日:A307教室
(1) なぜ基礎演習でコンピュータ実習なのか(レクチャー)
(2) インターネットの世界(ビデオ)※各自のフロッピーディスク(FD)と班のFDを忘れずに持参すること(一旦回収します)。
shin@kansai-u.ac.jp