ラテンアメリカ経済論講義要項(2007年度)


■講義概要

 1980年代,「失われた10年」と呼ばれる深刻な経済危機にあったラテンアメリカ諸国は今日,ドラスティックな民営化・規制緩和が進められる中で,政府主導の経済運営から市場経済中心へと大きく変貌を遂げています。特にブラジルは中国,ロシア,インドとともにBRICSと呼ばれ,これからの世界経済の主役として注目されています。こうしたラテンアメリカ経済について,ラテンアメリカに暮らす人々の視点からその全体像をつかむことを目的とします。

 同時に,学生参画型の授業形態をとることで,企画立案能力や組織能力,コミュニケーション能力を養うこと,仲間とともに「学ぶこと」「わかること」を体験することを目的とします。「確かに私は大切なことを学んだ」と受講学生全員が胸はって言える「いつまでも思い出に残る」熱い授業をめざします。

■講義計画

※受講学生と随時協議しながら進めていきますので,計画は随時変更されることがあります。
授業支援システムCEASを活用して授業を行います。

■成績評価の方法

  1. 授業の企画運営
  2. 授業への出席
  3. ミニレポート(10回程度)
  4. 定期試験(レポート)

■教科書

■参考書

■備考

 学生参画型,すなわち教員の教育的配慮のもとに,受講学生が主体的に,授業の企画・実施・伝承に参画する授業をめざします。したがって,毎回の授業への出席はもちろん,授業外での相当量の個人学習とグループ学習・活動(授業1回あたり4-5時間)が必要です。授業の進め方が他の専門科目と大幅に異なりますので,長谷川研究室Websiteを閲覧した上で,履修を申し込むことをおすすめします。


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Author: Shin Hasegawa
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