[1] 8月1日(火):10時20分 関空発(NH175便)13時15分 香港着 (泊)
[2] 8月2日(木):香港発:紅石勘*駅(Hung Hom Station)→九廣鐵路(Kowloon-Canton Railway - KCR)→羅湖駅(Lo Wu Station):シンセン着(テクノセンターの車両で第2.5テクノセンター(觀瀾鎮桂花村)へ) *石へんに勘。
[3] 8月3日(木)-8月16日(水):第2.5テクノセンター(宿泊先:日技城ホテル)
[4] 8月17日(木):シンセン発→香港着(泊)
[5] 8月18日(金):14時35分 香港発(NH176便)19時05分 関空着
8月2日(水) 第2.5テクノセンター入り。先方と打ち合わせを行い,以下のような日程で行うこととなる。
前半の1週間:「広く浅く」:テナント企業(27社)の訪問調査(工場見学+ヒアリング)
後半の1週間:「狭く深く」:宮川(深土川)有限公司で実習・調査
8月3日(木) 訪問調査にあたっての質問表の作成。
8月4日(金) 訪問調査(1):第1テクノセンターの6社。
8月5日(土) 訪問調査(2):第2.5テクノセンターの6社。
8月6日(日) 休日
8月7日(月) 訪問調査(3):7社(第1-5社,第2-1社,第2.5-1社)。
8月8日(火) 訪問調査(4):4社(第2-1社,第2.5-2社,「卒業」企業1社)。
8月9日(水) 午前:報告書作成作業。午後:工場長会議に出席。
8月10日(木) 宮川(深土川)有限公司の工場を見学し,ヒアリングを行う。
8月11日(金) 午前:A社の訪問調査。午後:石井次郎さんを取材。
8月12日(土) テナント企業調査のフォローアップと各自のテーマに基づいた活動。
8月13日(日) 休日
8月14日(月) 各自のテーマに基づいた活動(生産ライン体験等)。
8月15日(火) 『中間報告書』「絵巻」の作成作業。
8月16日(水) テクノセンター関係者を招いて「絵巻」を使ってインターンシップ発表会を開催。
『中間報告書』をテクノセンター側に提出。
1日のパターン
長谷川による2000年8月12日近況報告メール(一部の企業名は仮名)
Date: Sat, 12 Aug 2000 02:18:01 +0900
From: Shin Hasegawa <shin@ipcku.kansai-u.ac.jp>
Subject: 近況報告@中国シンセン
長谷川@関西大学です。中国シンセンからです。
今日(11日)で中国シンセン(以下,深土川)に入って10日になりますが,元気にやっております!インターネットも宿舎からほぼ問題なく使えます。
以下近況報告です。
8月2日 第2.5テクノセンター(深土川市觀瀾鎮桂花村)入り・先方と打ち合わせを行い,以下のような日程で行うこととなる。
活動拠点は第2.5テクノセンターの事務所の会議室を使わせてもらう。
前半の1週間:「広く浅く」:テナント企業(27社)の訪問調査(工場見学+ヒアリング)
後半の1週間:「狭く深く」:宮川(深土川)有限公司*で実習・調査
*宮川(深土川)有限公司は,テクノセンターの設立者石井次郎氏が経営している企業で,テクノセンター入居企業のモデルとなっている企業です。石井次郎氏は,海外進出か廃業かの瀬戸際に迫られている中小企業をサポートする必要から中国進出のインキュベーションセンターとしてテクノセンターを設立した人です(詳しくは佐藤正明『望郷と訣別
を―国際化を体現した男の物語』(文藝春秋,1997年)を参考にして下さい)。お会いしてみて,林義樹先生と同じタイプ?の人だなあとあらためて感じております。
8月3日 訪問調査にあたっての質問表の作成
学生たち(4名)はみな質問表を作ったことがなかったので時間がかかり,かつ誰かがやってくれるだろうと言う雰囲気が垣間見られた。
8月4日 訪問調査(1)
調査初日にハプニングが続出する(MDレコーダの故障,フィルム装填操作の誤りで撮影済みフィルムをダメにする等)。
また,この日の朝一人の遅刻者が出たので,夜のミーティング(4時過ぎまで4時間)で遅刻問題をとりあげて,無責任状態になっているゼミを見つめ,各人の気持ちを確かめ,遅刻対策を中心とする「長谷川研究室鉄の掟」を決める。
8月5日 訪問調査(2)
4日の遅刻者がミーティングの企画担当者であったが,ほとんど準備をせずにミーティングを行う。他のゼミ生もそのことにはふれず,準備なしのダラダラ状態に陥った。長谷川が指摘するがゼミ生は沈黙したまま。長谷川は椅子を蹴ってホテルに帰る。
8月6日 休日
夕方に4日の遅刻者から納得できないことがあると電話があり,電話では埒が明かないのでゼミ生全員集め,ミーティングを4時間行う。なぜ遅刻者に対して厳しい指摘をしたのか等について説明する。このミーティングでわかりあいが進み,今後の動きも変わった。
8月7日 訪問調査(3)
8月8日 訪問調査(4)
8月9日 工場長会議に出席
店子であり株主であるテナント企業の工場長がテクノセンターのスタッフとともにテクノセンターの運営について話し合う場。テクノセンターの問題点がわかるとともに,会議運営上の問題も出席者から提起されるなど,出席者の当事者意識の高い参画的な場であることをがわかった。
8月10日 活動拠点を第3テクノセンター内の宮川(深土川)有限公司の第2会議室に移す。宮川の工場を見学し,ヒアリングを行う。ミーティングの企画もよく作り込まれ,創発的な場となった。
8月11日 午前は,宮川(深土川)有限公司の工場ビルに入居しているA社の訪問調査を行う。午後,石井次郎さんからヒアリングを行う。緊張して自分を表現することができなかったゼミ生がほとんどだったが,なんとかとりくみたいテーマが各自決まりつつあるようだ。
こうして見てくると,相変わらず波乱万丈のゼミ活動を行っていることがわかります(毎回のミーティングでは感想ラベルを書いております)。毎日6時に起き8時前から仕事にかかり,22時前後までなんだかんだとやっていますが,途中ゼミ生の一人が風邪で一日休んだりしたものの,現在はみな元気にやっております。
#添付した写真は石井次郎さんと8月11日に撮ったものです。
2000年8月12日
---------------------------- ATTENTION! ----------------------------
8月1日から8月18日まで長谷川は中国に滞在します。その関係で,8月1日
以降に送信された私宛のメールの確認は早くても8月18日となりますので,
ご注意願います。
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"At its heart, a living organism is a system of chemicals that has
the capacity to catalyze is own reproduction". - Stuart Kauffman
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Shin Hasegawa / 長谷川 伸
Faculty of Commerce, Kansai Univ./ 関西大学商学部
mailto:shin@ipcku.kansai-u.ac.jp
http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~shin/
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Author: Shin Hasegawa
E-mail: shin@ipcku.kansai-u.ac.jp
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