第4回 関西大学第一中学校・高等学校 チャレンジラグビー を 開催しました。

 9月23日(水・祝)、ラグビーを通じて、障害をもつ人やその方を支援する人に出会い、多様な価値観に触れ、心の成長を図ることを目的とした「第4回チャレンジラグビー」を開催しました。会場は、関西大学第一中学校グラウンド。ハンディキャップを持った方とその支援者、そしてご家族の方、約30名の皆さんにご参加いただきました。当日は関西大学ラグビー部OBの方にもお越しいただき、全面的なサポートをしていただきました。
 14:10、本校プレーヤーが学校を出発。阪急「関大前」駅へ参加者を迎えに行きました。
 14:20、参加者と本校プレーヤーが対面。参加者1名に本校プレーヤー2名がパートナーとなり、会場へ移動しました。移動中、本校プレーヤーが自己紹介をしてみたり、お名前を尋ねたりしていました。
 14:40、会場に到着。グラウンド横の中学校会議室で更衣。参加者の中には第1回からずっと参加していただいている方もいました。本校プレーヤーも顔を覚えていて、パートナー同士のコミュニケーションが少しずつ弾むようになりました。
 いよいよグラウンドへ。前回同様、本日のプログラムはすべて本校プレーヤーが事前に考えました。
 15:00、みんなが1つの円になって自己紹介。
 15:10、参加者1名と本校プレーヤー2名がチームになってパスの練習。初めてラグビーボールに触れた参加者もいましたが、ボールを転がしたり高く上げたりしているうちに、少しずつ楕円球に慣れてくれたようです。
 15:20、先ほどのチームで横一列に並び、ランニングパス(ランニングしながら横の人にボールをパス)の練習。車椅子で参加していただいた方ともボールを手渡ししながら、一緒にランニングをしました。
 15:30、ウォーターブレイク。
 15:40、先ほどのチームでキックの練習。マーカーにラグビーボールを置き、そのボールをキック。本校プレーヤーが見本を見せたり、アドバイスしたりしていました。
 16:00、みんなが1つの円になってボールを横の人にパス。ボールが1周回ったところでみんなで拍手をし、練習プログラムは終了しました。
 16:10、グラウンドでアフターファンクションを行いました。ジュースとお菓子を配布し、本校ラグビー部主将 田村 宏樹くん が司会進行をしました。まず、参加者の皆さんにご感想をお尋ねすると、「初めてラグビーしたけど楽しかった。」「ラグビーが好きになった。」「もっとうまくなりたい。」と話していただきました。本校プレーヤーも本日の感想とご参加いただいた皆さんに感謝の気持ちを述べました。その後、お越しいただいた皆さんと一緒に記念撮影して、アフターファンクションは終了しました。
 17:00、参加者の皆さんとお別れ。「今日はありがとう。」「また来てね。」という声が聞こえていました。

 これからも本校ラグビー部では、ラグビーを通じて心の成長を図り、紳士育成を実践していきたいと思います。今後とも、本校ラグビー部の活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。