私はラグビー部に入って大変多くのことを学び、楽しく充実した3年間を過ごすことができました。
一高に入学して部活動を迷っている時にラグビー部が女子プレーヤーも募集していることを知り、新しいスポーツをしてみたい!と思って入部しました。最初は私1人だった女子プレーヤーも少しずつ増え、私が3年生になる頃には12人になりました。
女子チームの名前は私が1年生の頃、男子チームには Wills というチーム名があり、早瀬先生から女子チームも何かチーム名をつけてみたら?と言われ、Iris が生まれました。Iris とはギリシャ神話で「虹の女神」という意味で、女子7人制の7と虹の7色の7をかけ、虹が架かるようにパスをつないでトライを取るという意味を込めてチーム名を決めました。
入部した頃は毎日パスだけをひたすら練習し続けていましたが、河田さんをはじめ一高OBの皆さんにパスやタックル、アタックやディフェンスの方法などラグビーの基礎をたくさん教わり、ラグビーがだんだん楽しくなっていきました。
2年生になって後輩たちが入部してくれるか不安でしたが、男子プレーヤーやマネージャー、先生方のおかげで8人も入部してくれました。後輩たちに教えるのはとても大変でしたが、人数が増えて今までできなかった練習ができるようになったので、今までよりもさらに楽しく、そしてゲームに近い練習をすることができました。
3年生になって Iris として初めての公式戦がありました。結果はボロ負けして悔しかったですが、それよりも Iris としてゲームができた喜びや達成感の方が大きかったです。このゲームを機にもっと頑張ってチーム全員でうまくなろうと思いました。
私が卒業した後も後輩たちが新入生への勧誘や体験ラグビーを頑張ってくれたおかげで、11人の方が入部してくれたことは本当にうれしいです。これからも一緒にプレーをして Iris のサポートをしていきたいと思います。
最後になりましたが、初めての女子プレーヤーにも関わらずに受け入れてくれた早瀬先生、私たちにいろいろなことを教えてくれたコーチの皆さんや先輩方、またいつもそばで支えてくれた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
そして現2,3年生の皆さん、Iris に入部してくれて、最後まで私についてきてくれて、そして私を支えてくれて、ありがとう。Iris をこれからも存続させてください。これからもチーム全員で頑張ってください。応援しています!
2014-2015シーズン Iris 主将 東野 梨子
|
|