関西大学システム理工学部 物理・応用物理学科 流体物理研究室

 

Fluid Physics Lab. Kansai Univ.

3年次プレ卒研

航空技術の発展とそれを支えた流体力学の歴史についての読み物です。“The Dawn of Fluid Dynamics: A Discipline between Science and Technology”  by Michael Eckert

幅が数10100ミクロンのマイクロ流路内の流れを計測するために、顕微鏡の使い方、流路の作成法、マイクロPIVについて学習します。また、高速カメラを用いて様々な流れの撮影を行い、データを解析します。(画像をクリックすると顕微鏡観察下の動画が見れます。)

3年次後期のプレ卒研「物理学・応用物理学基礎研究」と「物理学・応用物理学演習1」では流体物理に関する書籍の輪読をとおして流体力学ついて学びながら、3班に分かれて実験や計算機に関する3つの課題を4〜5週間毎に順に経験します。その中で学生は各人の適性を模索します。4年次には原則一人1テーマを特別研究の研究課題とします。学生さんからの積極的な問題設定や、実験装置製作の提案を歓迎します。卒業までには論文や学会発表の著者の一人となることを目標に一緒にがんばりましょう。

概要

内容

熱式風速計の製作を行います。電気回路の知識があれば動作原理は比較的簡単。自作風速計を用いて研究室の風洞や屋外の風速を測定してみましょう(自作センサによる計測風景)。

輪講(2009年度)

課題I  風速計の製作 (2009〜2012年度)

課題A マイクロチャネル流の実験 (2009〜2012年度)

課題S 計算機演習 (2009〜2012年度)

流体力学に関連のある問題に対してプログラムを制作し、プログラミングの実践の中から、流れや実験データの解析に関する計算手法や流れの可視化についても学びます。