関西大学大学院外国語教育学研究科
『外国語教育学演習』(2005) シラバス

I. 担当者

担当者竹内 理
所属関西大学大学院外国語教育学研究科・外国語教育研究機構
住所〒564-8680 吹田市山手町3-3-35 関西大学内
e-mailtakeuchi@ipcku.kansai-u.ac.jp
URLhttp://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~takeuchi/


II. 授業目的

この授業は、修士論文や課題研究レポートの作成に向けて受講生各自が研究を深めていく過程の、いわば「足場」 (Scaffolding) として存在している。受講生は、定期的な発表を通して研究のペースを確立するとともに、教員ならびに他の受講生からの建設的な批判を基に、自らの研究を改善していく機会が与えられる。

III. 授業形態

ゼミ形式で、受講者の発表を中心に進めていく。受講生には、発表に向けて十分な準備を行うこと、ならびに、他の受講生の発表に対して積極的にコメントすることが強く求められる。

IV. 授業計画

1回の授業につき2名の受講生が、各自の研究・課題について発表をおこなう。発表担当の受講生は、PowerPoint 等のプレゼンテーション・ツールを利用するか、レジメを用意して、他の受講生に理解しやすいように発表を行うことが求められる。発表時間は原則25分とする。発表後は、それぞれの発表につき20分程度の質問や討論が行われる。

研究に進捗のない回には、各自の研究・課題分野において重要な論文・データ等を紹介する。この場合、1週間前の授業において、紹介予定の論文(あるいはデータ)を全員分コピーし、配布しておくこと。他の受講生は、事前にこの論文(あるいはデータ)を精読し、質問事項を考えて授業に臨むこと。


V. 参考文献

静 哲人、竹内 理、吉澤清美(編著)2002 (3刷2004) 『外国語教育リサーチとテスティングの基礎概念』 大阪:関西大学出版部

外国語教育学関連の主要ジャーナル一覧


VI. 成績評価

この授業での成績評価は、a) 最終産物(修士論文あるいは課題研究レポート、60%) 、および、b) その作成過程(発表内容・方法、レジメなど、40%)を合算して行う。


Released: 03/25/05
Revised: 03/25/05