関西大学外国語学部
『基礎演習』シラバス

I. 担当者

担当者竹内 理
所属関西大学大学院外国語教育学研究科・外国語学部
住所〒564-8680 吹田市山手町3-3-35 関西大学内
e-mailtakeuchi@kansai-u.ac.jp
URLhttp://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~takeuchi/


II. 授業目的

この授業では、知的活動を行っていくために必須と考えられる能力の基盤を、少人数授業で養成していきます。具体的に伸ばしていきたい能力は、「段取り力」、「質問・対話力」、「情報収集力」、「整理・要約力」、「発表力」、そして「自省力」です。

III. 授業形態

毎回、具体的なタスクをおこないながら、知識を習得し、技能を伸ばしていきます。参加型形態のため、受講生には授業へ積極的に参加すること、タスクを確実にこなすことなどが強く求められます。この授業におけるキーワードは、積極的参加と好奇心です。

IV. 授業計画

月日
内容
04/09オリエンテーション、人を紹介する(1)
04/16人を紹介する(2)
04/23ものごとを説明する
05/07ノートを取る
05/14本を要約する
05/21ネットで情報を調べる
05/28図書館で情報を調べる(1)---図書館実習
06/04図書館で情報を調べる(2)
06/11レポートを作成する
06/18要約発表会(1)
06/25要約発表会(2)
07/02要約発表会(3)
07/09グループ・プロジェクト(1)
07/16グループ・プロジェクト(2)
07/23グループ・プロジェクト(3)


V. 教科書

特定の教科書を使用せず、その都度、ハンドアウトを配布したり、参考文献を紹介したりします。


VI. 参考文献

タスク用文献リスト等は随時、担当者のHPで公開します。


VII. 成績評価

この授業では、1)授業への積極的参加、2) グループワークへの貢献、 3)新聞記事紹介、4)要約発表、5)要約レポート、6)ノート作成、7)課題レポート、8)グループ・プロジェクトの8項目をもって成績を出します。

1)授業への積極的参加:出席や授業中の質問等を含む積極的参加の度合いを評価します。

2)グループワークへの貢献度:グループワークなどの際にタスクの遂行に向けて、どの程度貢献しているのかを評価します。

3)新聞記事紹介:新聞記事を、毎回の授業の始めに口頭で紹介してもらう活動です。口頭の紹介に加えて、受講生は、下記6)のノートに毎日の気になった記事、興味を持った記事を添付し、感想や自らの意見を記入することが求められます。

4)要約発表:受講生は、指定文献より各自1冊の本を読み、その内容をまとめ、補強し、ppt などを使いプレゼンをすることが求められます。この要約発表の内容を5段階で評価します。評価に際しては、教員の評価だけでなく、ピア(他の受講生)の評価も重視します。

5)要約レポート:受講生は、上記3)で発表した内容をレポートにして、提出することが求められます。この内容を、6月11日の授業等で示した基準にもとづき、5段階で評価していきます。提出期限は、2015年7月09日(木)です。レポ−トはA4用紙で作成し、必ず表紙(教科名、担当者名、提出者名、提出者IDを含む)を付けてください。また、図表なども利用して、説得力のある構成のレポートにするよう心がけてください。なお、手書きのレポ−トは受け付けません。

6)ノート作成:受講生は、この授業で学んだ内容(毎回)をわかりやすくノートへまとめ、提出することが義務づけられます。このノートの構成や内容を、5月07日の授業等で示した基準にもとづき、5段階で評価していきます。提出期限は、2015年7月09日(木)で、全回分を一括で提出します。ノートのサイズはA4、ルーズリーフの紙媒体をベースとします。

7)課題レポート:受講生には、コースの途中で課題レポートが1回、課せられます。その内容を、作成の目的や条件に照らしながら、5段階で評価していきます。

8)グループ・プロジェクト:グループへの参加度合い、プロジェクト産物の完成度、内容の独創性、プレゼンの方法等を評価対象にします。


Released: 04/01/15
Revised: 04/03/15