関西大学大学院外国語教育学研究科
『特殊講義(教授・学習方略論) 』(2016) シラバス

I. 担当者

担当者竹内 理
所属関西大学大学院外国語教育学研究科・外国語学部
住所〒564-8680 吹田市山手町3-3-35 関西大学内
e-mailtakeuchi@kansai-u.ac.jp
URLhttp://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~takeuchi/


II. 授業目的

この授業は、担当者が別途提供している「後期課程演習1a1a/b, 2a/b」を受講し、担当者の指導のもとで課程博士論文を作成する予定の学生のために開講されたものである。授業においては、受講生の研究対象分野(教授・学習方略、動機づけ方略、学習者要因,メディア利用など)における重要論文や最新論文を読みながら研究方法について理解を深め、多角的な研究アプローチが取れるよう指導する。

III. 授業形態

ゼミ形式で受講者の発表を中心に進めていく。受講生には、発表に向けて十分な準備を行うこと、ならびに、他の受講生の発表に対して積極的にコメントすることが強く求められる。

IV. 授業計画

最初の数回は、担当者の指定した論文から毎回数点を選び議論を進める。それ以降は、受講生が論文を選び、この論文をもとに議論をすすめる。受講生は事前に各論文を精読し、質問事項や議論すべき点を考えて授業に臨むこと。なお、受講生が論文を選ぶ場合は、紹介予定の論文を全員分コピーし、1週間前の授業において配布しておくこと。


V. 参考文献(必ず購入しておくこと)

ドルニエ、ゾルタン(著)八島智子、竹内理(監訳)2006. 『外国語教育学のための質問紙法入門』東京:松柏社 (3刷2014)

静 哲人、竹内 理、吉澤清美(編著)2002. 『外国語教育リサーチとテスティングの基礎概念』 大阪:関西大学出版部 (5刷2009)

竹内 理(編著)2000.『認知的アプローチによる外国語教育』東京:松柏社 (3刷2011)

竹内 理 2003.『より良い外国語学習法を求めて:外国語学習成功者の研究』東京:松柏社 (6刷2010)

竹内 理・水本 篤(編著)(2014). 『外国語教育研究ハンドブック:研究手法のより良い理解のために(改訂版)』東京:松柏社  (2刷2015)

外国語教育学関連の主要ジャーナル一覧


VI. 成績評価

この授業での成績評価は発表(40%)・議論(30%)・レポート(30%)などで行なう。


Released: 04/01/16
Revised: 04/01/16