倫 理 学 論 究 

ISSN 2188-6725 

 


 倫理学論究 vol. 8, no. 1   2022年4月25日刊行 

 

表 紙

もくじ

本号の内容 p. 1

本号の表紙――ハイデガーの生地メスキルヒ   p. 2

哲学会 第60回研究大会 ワークショップ「ハイデガー哲学の政治性」報告      梶谷真司  p. 6

 

<論 文>

ハイデガーのナチス加担――その学問論的背景  轟 孝夫  p.11

「超政治」の政治責任  品川哲彦  p. 36

 

<コメント>

轟さんと品川さんへの質問  古荘真敬  p. 56

轟孝夫「ハイデガーのナチス加担――その学問論的背景」へのコメント  品川哲彦  p. 65

品川哲彦「『超政治』の政治責任」へのコメント  轟 孝夫  p. 74

 

<応 答>

古荘氏、品川氏の質問に対する回答  轟 孝夫  p. 82

相互主観性、生身の人間、ハイデガー――古荘真敬氏のコメントにお答えして  品川哲彦  p. 95

根本的には存在的思考の存在論的思考への混入が問題である――轟孝夫氏のコメントにお答えして  品川哲彦  p. 107

 

奥 付


 倫理学論究 vol. 7, no. 1   2021年5月17日刊行 

 

表 紙

もくじ

本号の内容 pp. 1 - 4

 

<コメントと応答>

書評 有馬斉『死ぬ権利はあるか――安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値』  品川哲彦 pp. 5 - 17

品川哲彦先生の書評への応答 Part I  有馬 斉 pp. 18 - 26

有馬氏の当日のリプライにたいするコメント  品川哲彦 pp. 27 - 31

品川哲彦先生の書評への応答 Part II  有馬 斉 pp. 32 - 40

拙評「有馬斉『死ぬ権利はあるか』に関する誤解とすれ違いについて――あるいは、倫理学の論文を書くということ  品川哲彦 pp. 41 - 63

 

〈論  文〉

鎮静の倫理を検討することの意義について  有馬 斉  pp. 64 - 73

『認知症患者安楽死裁判』の投げかけるもの  品川哲彦  pp. 74 - 89

 

〈書  評〉

フェミニスト現象学の「限界」――稲原美苗・川崎唯史・中澤瞳・宮原優編『フェミニスト現象学入門』を読む  魚住洋一  pp. 90 - 106

 

奥 付


倫理学論究 vol. 6, no. 1    2020年3月3日刊行

 

表 紙

もくじ

本号の内容 p. 1

 

<コメントと応答>

書評:小西真理子著『共依存の倫理――必要とされることを渇望する人々』(晃洋書房、2017年)  安井絢子 pp. 2 - 18

「規範の外の生」と〈倫理〉――安井絢子さんによる『共依存の倫理』の書評への応答――  小西真理子 pp. 19 - 32

 

〈論  文〉

Why did Rachael need implanted memories? ―― A reflection on the role of memory in a human life in Ridley Scott's Blade Runner  Naomi Tsuruta  pp. 33 - 47

 

奥 付


 倫理学論究 vol. 5, no. 1   2018年9月19日刊行 

 

表 紙

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本号の内容/表紙について――アムステルダムのGerdersekade

〈論 文〉

There's No Place Like Home――ドラァグ・クイーンと「ホーム」の政治  魚住洋一 pp.3-22

性同一性障害概念にもとづく社会問題化におけるレトリカルな活動の展開  宮田りりぃ pp.23-39

奥付


 倫理学論究 vol. 4, no. 2   2017年12月21日刊行  〈特集 現象学と倫理学〉

 

表 紙

もくじ

本号の内容、表紙について   pp.1-3

 〈論 文〉  

現象学的倫理学に何ができるか?――応用倫理学への挑戦 吉川 孝  pp.4-9

反種差別主義VS種の合理的配慮――動物倫理への現象学的アプローチの試み 池田 喬  pp.10-22

子をもつことと親になること――「家族」についての現象学的倫理学の試み 小手川正二郎  pp.23-33

〈コメントと応答〉

「現象学的的倫理学に何ができるか?――応用倫理学への挑戦」コメント 品川哲彦 pp.34-43

現象学的倫理学における記述・規範・批判――品川哲彦氏からのコメントへの応答 吉川 孝  pp.44-59

品川哲彦氏からのコメントへの応答――倫理学とは、規範を示すとは、現状の改革とは 池田 喬  pp.60-69

品川先生のコメントをうけて 小手川正二郎  pp.70-73

現象学は倫理学において何ができ、何ができないか 品川哲彦  pp.74-89

奥 付


倫理学論究 vol. 4, no. 1   2017年5月15日刊行

 

表 紙

もくじ

本号の内容  pp. 1-2

魚住洋一氏の業績  pp.3-6

〈論 文〉  存在と仮象――魚住洋一の仕事と文体 品川哲彦 pp. 7-24

〈応 答〉  品川哲彦へのリプライ 魚住洋一 pp.25-29

〈論 文〉  ないものねだりの/いわずもがなの魚住洋一のセックス哲学へのコメント 江口 聡 pp.30-43

〈応 答〉  江口 聡へのリプライ 魚住洋一 pp.44-48

奥 付


倫理学論究 vol. 3, no. 1   2016年12月23日刊行

 

表 紙

もくじ

〈学会等発表報告〉

日本哲学会シンポジウム発表原稿 存在の政治と絶対無の政治  品川哲彦 pp. 1-14

日本看護倫理学会教育講演原稿 アドボカシーとしての看護――ケアの倫理からの解釈    品川哲彦 pp.16-32

   同パワーポイント資料 p.33-p.66

京都生命倫理研究会設立30年に寄せて――応用倫理学へのずれと自己同一性の模索  品川哲彦 pp. 67-75

奥 付


 倫理学論究 vol. 2, no. 1   2015年2月23日刊行

 

表 紙  もくじ  

<論 文>

倫理的思考、存在論的思考、経済的思考の違い、また「唯名論」批判――森岡正博氏・吉本陵氏「将来世代を産出する義務はあるのか」への応答 品川哲彦 pp.1-11

「産み」を哲学するとはどういうことか――哲学と経験 居永正宏 pp.12-26

<コメントと応答>

居永正宏「『産み』を哲学するとはどういうことか」へのコメント 山下史人 pp.27-34

山下史人氏からのコメントに対する応答 居永正宏 pp.34-38

居永正宏「『産み』を哲学するとはどういうことか」へのコメント 品川哲彦 pp.39-45

品川哲彦氏からのコメントに対する応答 居永正宏 pp.46-51

本号の内容 p.52

奥 付


倫理学論究 vol. 1, no. 2   2014年4月21日刊行

 

表 紙    もくじ    本号の内容   p.1

<論 文> 

 神にたいする人間の責任という概念は成り立ちうるか   品川哲彦 pp.2-12

<コメントと応答>

品川哲彦「神にたいする人間の責任という概念は成り立ちうるか」に対するコメント   吉本 陵 pp.13-16 

吉本陵氏からのコメントにたいする応答 品川哲彦 pp.17-20

品川哲彦「神にたいする人間の責任という概念は成り立ちうるか」に対するコメント  戸谷洋志 pp.21-23

戸谷洋志氏からのコメントにたいする応答 品川哲彦 pp.24-27

<論 文>  ハンス・ヨーナスの生命の哲学――「像Bild」概念を巡って 吉本 陵 pp.28-37

<コメントと応答>

吉本陵「ハンス・ヨーナスの生命の哲学――『像Bild』概念を巡って」へのコメント 品川哲彦 pp.38-41

品川哲彦氏からのコメントに対するリプライ   吉本 陵 pp.42-43

吉本陵「ハンス・ヨーナスの生命の哲学――『像Bild』概念を巡って」へのコメント 戸谷洋志 pp.44-45

戸谷洋志氏からのコメントに対するリプライ 吉本 陵 pp.46-48

研究会当日の発表原稿  吉本 陵 pp.49-56  

<論 文>  「乳飲み子」を「看る目」――ハンス・ヨナスの責任倫理学における認識論について 戸谷洋志 pp.57-70

<コメントと応答>

戸谷洋志「『乳飲み子』を『看る目』――ハンス・ヨナスの責任倫理学における認識論について」へのコメント 品川哲彦 pp.71-75

品川哲彦氏からのコメントへのリプライ 戸谷洋志 pp.76-78

戸谷洋志「『乳飲み子』を『看る目』――ハンス・ヨナスの責任倫理学における認識論について」へのコメント 吉本 陵 pp.79-82

吉本陵氏からのコメントへのリプライ 戸谷洋志 pp.83-85

研究会当日の発表原稿 戸谷洋志 pp.86-95

<書 評> 「医療化された」兵器の開発に医師や医療従事者が参加することに関する論文の紹介――Michael L. Gross, "Medicalized Weapons and Modern War"  南木喜代恵 pp.96-105

奥  付


倫理学論究 vol. 1, no. 1  2014年2月14日刊行

 

表 紙

創刊の辞  (日本語)     品川哲彦 p.1

<書 評> ホスピスと医師による死の幇助に関する論文紹介――Courtney S. Campbell and Jessica Cox, "Hospice and Physician-Assisted Death: Collaboration, Compliance and Complicity"   南木喜代恵  pp.2-12

<書 評> ハーバーマスの類倫理に関する論文紹介――E. Fenton, "Liberal Eugenics and Human Nature: Against Habermas"   松尾  悠 pp.13-26

<書 評> 終末期セデーションにかんする論文の紹介――M. P. Battin, "Terminal Sedation: Pulling the Sheet over Our Eyes", J. T. Berger, "Rethinking Guidelines for the Use of Palliative Sedation"    品川哲彦 pp.27-36

<書 評> 持続的な深い鎮静後の死を「自然」な死と呼称することに関する論文の紹介――Kasper Raus, Sigrid Sterckx and Freddy Mortier, "Continuous Deep Sedation at the End of Life and the 'Natural Death' Hypothesis"   南木喜代恵 pp.37-46

本会のこれまでの活動記録                       pp.47-51

創刊の辞 (英語)                              pp.52-53