関西大学倫理学研究会

Kansai University Society for Ethical Studies


   関西大学倫理学研究会(Kansai University Society for Ethical Studies: KUSES)は、 関西大学の教員・大学院生・学生を中心にして、関西大学のみならず、他大学の研究者・大学院生・学生とも交流しながら、また、この分野に関心のある一般の方々のご参加も得て、倫理学(道徳哲学)についての研究を進めている組織です。学校法人関西大学に属する組織ではありません。その前身は1998年に活動を開始した関西大学生命倫理研究会です。今後とりくむ主題の広がりを考えて、2014年、電子ジャーナル『倫理学論究』(Journal for Ethical Studies ISSN 2188-6725)発刊に際して、名称を変更いたしました。

 倫理学(道徳哲学)は、およそ、行為の指針とそうすべき理由を探究する規範倫理学、特定の哲学者の倫理理論やある時代のある社会で有力な倫理観を調べる倫理思想史ないし記述倫理学、倫理的判断に用いる概念の意味を分析するメタ倫理学から成り立ちます。規範倫理学の研究のなかで、1960年代以降発達した、社会生活のなかに新たに現われた倫理的問題への対処にとりくむ研究は、応用倫理学ないしは実践倫理学と呼ばれています。

 本会の成立の経緯から、これまで応用倫理学を主題とする発表が主でありましたが、分野を限定する意図はありません。広く倫理学に関わる主題の考察に開かれた場にしていきたいと存じます。

 関西大学倫理学研究会の開催については、左記の「関西大学倫理学研究会からのお知らせ」で紹介しております。連続して行う読書会などは別として、原則として自由に参加できる会にしておりますので、倫理学に関心ある方々のご参加をお待ちしております。電子ジャーナル『倫理学論究 』についても、左のフレームからごらんになれます。


問い合わせ先: 品川哲彦(関西大学文学部教授) tsina[at]kansai-u.ac.jp

updated on April 25. 2022

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