「応答テスト」を評価するためのルーブリック

このルーブリックの提供者: 山崎直樹
更新: 2016/10/12
問い合わせ先: 山崎直樹(関西大)ymzknk [於] kansai-u.ac.jp

利用に当たっての注意事項

このルーブリックを使った状況の説明

どんな学習者か大学2年生。週あたり90分×2の授業時間を1年間受けた学習者。
どんな課題か教師が口頭で発した質問の内容を理解し、あらかじめ与えられている解答の選択肢の中から適切なものを選び、口頭で答える。必ずしも「質問と返答」という形式ではなく、教師が複文の前半を言いさし、学習者がそれを引き取って適切に続けるという課題もある。同種の課題を行うときにはいつも使う汎用のルーブリック(個々の課題に応じて、項目を削ることもある)。
どのように評価したか教員と1対1でやりとりを行い、その場で評価した。
学習者にはいつ示したかこのテストが最後のタスクとなる学習項目を提示したとき。同種の課題はちょくちょく行うので、そのつど示している。

ルーブリック

応答テスト
目標を達成(3点)目標達成まであと一歩(2点)さらなる努力を要す(1点)
言うべき内容が頭に入っていたか 文字を確認したら顔を上げて、相手を見て答えていた。 ときどき文字を見ながら答えていた。 ずっと文字を見ながら答えていた。
滑らかに答えられたか 言い直しはあっても、よどみなく答えられた。 ちょっとつっかえたりした。 頻繁につかえた。
ちゃんと内容が伝わる発音か 明瞭な音声で、答えている内容がちゃんと伝わった。 少し発音が不正確で何を言っているか伝わらないところがあった。 何を言っているのか伝われないところが多かった。
聞いた内容と合致する答えができたか 言っている内容は前後にぴったり合っていた。 言っている内容は前後にちょっと合っておらず、惜しかった。 言っている内容は前後に合っておらず、頓珍漢だった。
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ルーブリックの砂場