テーマ:「マルチメディア資料と著作権−−電子ジャーナルと課金の仕組み」
発表者:村上泰子(梅花女子大学)
日時:1997年10月25日(土)15:00〜17:00
会場:大阪市立大学学術情報総合センター
今回は、第15回の報告の質疑で指摘のあった部分を補足する目的で、マルチメディア資料と著作権の問題を電子ジャーナルと課金の仕組みを中心に報告した。
まず、従来の図書館における料金徴収のケースを取り上げ、その支払の特徴として「少額であること」「多品種であること」「件数が多いこと」「利用者層が広範であること」などを挙げた。さらに代表的な電子ジャーナルサービスを例に、課金体系が多岐にわたることを見たのち、解決すべき技術的問題のひとつである電子マネー技術について、実用化の現状について報告した。
(文責:村上泰子)