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よくある質問とその回答-その2

〜2年生の皆さんから実際に寄せられた質問や、疑問に思っているであろうことについてお答えします〜


〜2年次の演習(プレゼミ)選考について〜




Q. エントリーシートの内容、提出先、提出期限は?

 A.  詳しくはゼミHPを参照してください。




Q. 志望理由書には何を書いたら良いのですか?

 A.  志望理由書はラブレターです。自分がどれだけ魅力的で、どんな能力があって、岩本ゼミにどれだけの想いがあって、入ったらどのように貢献できるのかを書いて、岩本とゼミ生を口説いてください。

 もしかするとゼミ生は、自分自身の成功体験を基に、「〜について書いたら良いんじゃない?」とか「私は〜について書いたら合格した」といったアドバイスをしてくれるかもしれませんが、合格しやすいトピック(ネタ?)というのは一切ありません。また、そのアドバイスをしたゼミ生も、そのトピックを書いたから合格したわけではないと思います。

 逆にいえば、何を書いても大丈夫です。重要なのは何を書くかではなく、どう書くかです。そして、自分自身を正確に伝えることだと思います。欲を言えば、他の志願者と自分自身を効果的に差別化することができれば理想的です。そういった戦略的志向は、岩本ゼミに合格しやすくなる一つのポイントだと思います。




Q. プレゼミ生に何を求めますか?

 A.  勉強したくてうずうずしている、自分のスキルや能力を向上させたくて仕方がない、自分を変えたくて努力をしているけれどあと一歩が踏み出せない、自分の人生を自分で切り拓きたい、もっと楽しくて刺激的なことがしたい、自分の人生を無駄にはしたくない、自分の意思で行動したい、高い学費を回収したい、「私は才能も能力もないので…」と卑屈なことを言いたくない、真剣な議論ができる本当の仲間が欲しい、そんな野心的な学生を求めています。

 ゼミのメンバーには多種多様な人が集まって欲しいと思っています。積極果敢に発言できる人がいれば、少し引いた立場で冷静に議論を整理できる人がいても良いでしょう。飲み会を盛り上げる人や、楽しいイベントを企画できる人も必要でしょうし、研究活動や様々な企画・プロジェクトを主導できる人も必要です。少々ズル賢くても頭が切れるというタイプの人もいれば、たとえ愚鈍でも人一倍地道に努力を続けられる人がいても良いと思います。様々なタイプのキャラクターが集まることで、自分にない能力を持つ仲間との交流や議論が生まれ、相互に刺激し合うことで、各自が大きく成長できると考えているからです。

 重要なのは、自分のキャラクターや能力や性格が、他のゼミ生に刺激を与えられるか、そして刺激を与えられるように努力できるかということだと思います。自分がどのようにゼミに貢献できるのかが明確であり、その意識を強く持っていれば、そして仲間と共に自分を成長させたいという強い意志があれば、どのようなタイプの学生でも歓迎します。




Q. ゼミ生を選ぶときに学生のどこを見ていますか?

 A.  あまり詳しいことは教えられないのですが、ゼミ生に後で聞いてみると、彼らが考える自分自身の合格の理由と僕が彼らを評価した理由がしばしば異なることに驚かされます。ですので、あまり岩本の選考基準を無理に探ろうとする必要はないと思います。ただ、皆さんが想像している以上に色々なところを見ていることは確かです。




Q. 成績はどれくらい重視されるのですか?

 A.  成績は複数ある選考材料の一つであり、それ以上でも以下でもありません。評価基準として成績の優先順位が高いことも低いこともありません。もちろん、成績が他の受験者と比べて優れている場合には、他の項目で優れている人と同様に評価されます。

 このように書くと、もしかすると皆さんには「建前」のように映るかもしれないので、もう少し踏み込んだ表現をすると、岩本ゼミには「成績が悪い優秀な人」が絶対に必要だと考えています。実際に、過去のゼミ生の中には、驚くほど成績が悪くて(後ろから両手で数えられるくらいの成績で)、それでいて、成績優秀者にはない特筆すべき優秀な能力を持った人が多くいます。そして、彼らは、ゼミ活動において不可欠な存在になっていますし、就職活動においても高い評価を受けています。ですので、成績に自信のない人は、自分が成績では測れない部分で優秀であること、岩本ゼミにとって必要な人材であることを是非ともアピールしてもらいたいと思っています。当然のことながら、成績優秀者も、これまでに自分が学業で頑張ってきた成果の一つとして成績は考慮されますし、成績が良くて、その他の能力にも秀でた人もたくさんいるでしょうから、安心してください。


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