2015.09.14
ベルギーで国際ワークショップ開催
ベルギーで国際ワークショップが開催されました。
DSIプログラムの履修学生6名がゲント大学で研究報告を行いました。
日 時: 2015年9月14日(月)
場 所: ゲント大学(ベルギー)
参加者: Dirk Van den Poel教授 (ゲント大学, ベルギー)
矢田勝俊 (商学部教授)
ゲント大学大学院生
DSIプログラム参加学生
- 塩 田 銀 星
- 渡 邊 玲絵子
- 長谷川 千 佳
- 信 定 菜 実
- 渡 邉 愛 江
- 柏 木 良 太
▼研究テーマ:「ミートデリカにおける商品改廃について」(塩田 銀星・渡邊 玲絵子)
-Freshness of an assortment for meat delicatessen-
私たちは、ある関西大手スーパーのミートデリカエリアについて分析を行いました。
取り分けそのエリア内で、日毎に商品がどのくらいカットされ、
どのくらい新しい商品が導入されているか、いわば商品種類数の変化を表す商品改廃に着目し、
それらの変移が、顧客の購買にどう影響を与えるのかを明らかにするための分析に取り組みました。
今回の発表においては、今後、実際にミートデリカの品揃えを改善させることを想定した
統計モデルを構築するに至るまでの分析結果を発表いたしました。
▼研究テーマ:「アイトラッキングを用いた小売業の取り組み」(長谷川 千佳)
-How Eye-tracking approach drives the retail business - A case of Sushi category –
眼の動きを追跡・記録することで得られる視線情報から、
商品の品揃えやレイアウトが売場に与える影響について発表しました。
今回の発表では、鮮魚・鮨エリアを対象に、販売力の高い店舗とそうでない
店舗を比較分析し、その違いをもたらしている要因を明らかにしました。
また、売場実験で得られた視線情報(アイトラッキングデータ)を用いて、
顧客の心理面に与える影響を分析し、販売力をさらに高めるための提案をしました。
▼研究テーマ:「青果エリアにおける販売力の強さとは」(信定 菜実・渡邉 愛江)
-The joined project about area of fruits and vegetables-
ある関西大手スーパーにおける販売力の高い「青果エリア」に関する分析を行いました。
そこでは、店全体の売上に貢献している青果エリアの売り場や顧客像の特徴をつかむため、
POS・RFIDデータの処理をしました。
また同時に、アイトラッキング(顧客の視線の動きから購買行動を分析する手法)を利用し、
顧客が商品を選択するまでに要する時間や注視した場所から青果エリアにおける
顧客の購入パターンを絞り出し、それらの分析結果を発表しました。
▼Dirk Van den Poel教授と矢田勝俊教授
▼集合写真