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よくある質問とその回答

〜2年生の皆さんから実際に寄せられた質問や、疑問に思っているであろうことについてお答えします〜

                          →其の壱〜専門演習の基本的事項に関して〜
                          →其の参〜その他諸々に関して〜
                          

其の弐〜入ゼミ選考に関して〜




Q. ぶっちゃけプレゼミからの持ちあがりなんですか?プレゼミ生が優遇されるのですか?

 A.  持ちあがりではありません。入ゼミ希望者全員に同じ試験を行い、同じ基準で合否を決定します。2年次にどのプレゼミを履修したかということそれ自体が加点または減点の対象にはなりませんし、今年6月のプレゼミの選考で不合格になったという理由で不合格になることもありません。

 ただし、2点ほどプレゼミ生が有利になり得る要因が考えられます。第1に、プレゼミ履修者は、ゼミの雰囲気や岩本の指導方法などを知っているので、志望理由を書きやすいということです。ただし、他のプレゼミを履修している学生さんもそれなりの理由と覚悟があってチャレンジしているはずですから、どちらが有利かは一概に言えないように思います。

 第2に、プレゼミ生は6月に選抜されたメンバーが3カ月以上みっちりトレーニングを受けているので、6月以降ぼんやりと過ごしていた学生さんと比較してそれなりにスキルアップしているはずです。したがって、結果的に選考課題に対するパフォーマンスが相対的に高い可能性があります。とはいえ、過去のゼミ生の中には岩本のプレゼミを履修していなかった学生が多数いますし、彼らは(プレゼミ経験者に負けず劣らず)活躍していますので、そうした可能性が感じられる学生さんであれば、何の障害もありません。


 
プレゼミ(括弧内は女子学生の数)
専門演習(【】内はプレゼミ履修者)
年度
1次応募
合格者
2次応募
合格者
1次応募
合格者
2次応募
合格者
2010年度(1期
生)
10(5)
10(5)
8(0)
5(0)
18(5)【14】
15(5)【12】
実施なし
2011年度(2期
生)
41(27)
17(10)
実施なし
9(5)【9】
9(5)【9】
6(1)【0】
4(1)【0】
2012年度(3期
生)
32(18)
16(10)
実施なし
27(13)【13】
16(7)【11】
実施なし
2013年度(4期
生)
43(26)
16(10)
実施なし
26(18)【13】
16(10)【11】
実施なし
2013年度(5期
生)
募集なし
20(12)【0】
14(7)【0】
1(0)【0】
2013年度(6期
生)
20(14)
16(11)
実施なし
35(22)【16】
17(12)【9】
実施なし
2014年度(7期
生)
11(6)
11(6)
0(0)
0(0)
14(7)【8】
11(6)【6】
1(0)【0】
0(0)【0】




Q. 面接はどのような形式で何分くらい行うのですか?

 A.  応募人数によって異なってくる可能性があるので、詳細は応募者が確定しだい個別にお知らせします。決定済みの事項としては、現在の3回生と、岩本との面接を別個に行うことです(詳細は決まり次第随時、ホームページ上でお知らせします)。岩本との面接は一人で、3回生との面接はグループで受けてもらう予定です。もちろん、皆さんが履修している授業と重複しないようにスケジュールを組みますので安心してください。ただし、講義以外の事情による面接時間の希望・指定・変更は原則として受けつけません




Q. なぜ3回生に面接されなければならないのですか?

 A.  今回の選考は岩本ゼミ(研究会)として新たなメンバー(会員)を募集・選抜するという性格のものです。また、3回生は、4回生になった際に、ゼミの後輩の指導に携わることになります。ですので、彼らにもゼミの仲間を選ぶことに部分的に携わる権利と必要性があると考えています。

 とはいえ、3回生が皆さんの成績表や履歴書を目にすることは一切ありません(個人情報は厳重に管理しますので安心してください。3回生は皆さんの志望理由書を面接のためだけに使用します)。

 仮にゼミの3回生と知り合いであったとしても、そのことが有利または不利になるということはありえません。なぜなら、合否を決める全体会議では、岩本を含め選考に関わるゼミ生全員が、全ての受験者の合否に関して論理的に他のゼミ生や岩本を説得する必要があるからです。仮にも自分の好き嫌いで誰かを合格させたり不合格にしたりしようものなら、その強引なプロセスを目撃することになる他のメンバーからの信頼を大きく失ってしまいます。したがって、ゼミ生も、もちろん岩本も、独断や偏見や好き嫌いで合否を誘導・決定することはシステム上不可能なのです。ちなみに、(受験者が一人で臨む)岩本との面接時には、岩本の監視役として、ゼミ長と入ゼミ担当者が同席します。




Q. あがり症なんですが面接でうまく話せないと不合格になってしまうのでしょうか?

 A.  そんなことは一切ありません。面接を行う一義的な目的は、ゼミとの適合性を見ることであって、面接において饒舌に話せるかの能力を計るためではありません。入ゼミ後に「入ってみたけどこんなはずじゃなかった」とか「他のゼミのほうが自分のやりたいことができたのに…」となっていまうのは、皆さんにとっても岩本ゼミにとっても不幸です。したがって、面接の場で緊張してうまく話せないとしても、伝えたい「何か」がきちんとあって、その「何か」が正確にこちらに伝わって、そしてそれがゼミの性質と適合しさえすれば、うまく喋れなかったこと自体がマイナス点になることはありません。

 なお、3期生のゼミの代表は、面接時に緊張のあまり全く上手く話せず、通常15分で終わる面接が25分に延びてしまいましたが合格しています。伝えたいことを伝えるのに必要な時間は各受験者に確保しています。




Q. どちらかというと大人しいほうなんですが、やはり入ゼミには不利ですか?

 A.  ゼミのメンバーには多種多様な人が集まって欲しいと思っています。積極果敢に発言できる人がいれば、少し引いた立場で冷静に議論を整理できる人がいても良いでしょう。飲み会を盛り上げる人や、楽しいイベントを企画できる人も必要でしょうし、研究活動を主導できる人も必要です。頭が切れるタイプの人もいれば、たとえ愚鈍でも人一倍真面目に努力を続けられる人がいても良いと思います。様々なタイプのキャラクターが集まることで、自分にない能力を持つ仲間との交流や議論が生まれ、相互に刺激し合うことで、各自が大きく成長できると考えているからです。

 重要なのは、自分の能力や個性やキャラクターが、他のゼミ生に刺激を与えられるか、そして刺激を与えられるように努力できるかということだと思います。ゼミの仲間(またはゼミという環境)に頼るばかりではいけません。大人しい代りに何ができるのか、どのようにゼミに貢献できるのかが明確であり、その意識を強く持ってさえいれば、大人しいことが必ずしも不利な要素にはならないでしょう。




Q. ゼミの定員は何名ですか?

 A.  定員は15〜17名です。皆さんに配布されている冊子『平成29年度「専門演習・BLSP・ASSP」履修要項』には「募集定員は各クラス15名です」とありますが、実は最大17名まで合格を許可することが可能です(それ以上は学部の規定により不可能)。ということで、学部のルールに従い、岩本ゼミの定員は15〜17名となっています。

                                                 →其の参〜その他諸々に関して〜