大規模災害後は,迅速な被災状況の把握が重要となる.既存研究では,避難者と避難者の保持するモバイル端末が連携することで,通行不能な道路の推定や避難誘導の自動化を実現する方式が提案されている. 本稿では,この方式によって得られた通行不能箇所の情報をネットワークを介してクラウドシステムに集めることにより,外部との往来が寸断された領域(孤立領域)を検出する方式を提案する. シミュレーション評価により,通信可能領域の広さと検出精度の関係を示す.
藤井 公大, 笹部 昌弘, 笠原 正治, 通行不能箇所情報の共有による孤立領域検出方式に関する一検討, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, B-11-28, pp.1, March 2017.
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