eXpress Data Path (XDP)はソケットバッファの生成前に任意のコードによりパケットを処理することで高速なデータパスを確立できる.先行研究では,XDPプログラム上にNeural Network (NN)を実装することで,カーネル内で動作可能なIntrusion Detection System (IDS)を提案した.一方で,XDPプログラムには制約が多く,NNの実装は必ずしも容易ではない.そこで本稿では,従来のユーザ空間上でのNNの実装と,ユーザ空間上で高速なパケット処理を実現するアドレスファミリであるAF_XDPを組み合わせたIDSを提案し,その性能を評価する.
原 崇徳, 笹部 昌弘, ニューラルネットワークを搭載したAF\_XDPによるパケット処理性能の分析, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, B-6-27, pp.1, September 2023.
@article{hara23sc, author = "原, 崇徳 and 笹部, 昌弘", title = "{ニューラルネットワークを搭載したAF\_XDPによるパケット処理性能の分析}", year = "2023", month = "September", journal = "電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集", volume = "B-6-27", pages = "1" }