大規模災害時発生直後の迅速かつ安全な避難を実現するために,事前入手可能な道路リスク情報と避難行動中に収集される道路状態情報を組み合わせた,モバイル・エッジ連携型自動避難誘導方式が提案されている.ただし既存研究では,避難開始時に最近傍の避難所を避難先として選択していた.本稿では,避難行動の迅速性・安全性に加えて,避難所の容量を考慮した避難先選択方式を整数線形計画問題として定式化する.シミュレーション評価により,通信環境に制限がない状況下での初期検討により,既存方式に対する提案方式の有効性を示す.
松田 大樹, 原 崇徳, 笹部 昌弘, 笠原 正治, モバイル・エッジ連携型自動避難誘導における迅速性・安全性・避難所容量を考慮した避難所選択方式に関する一検討, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, B-11-12, pp.1, September 2018.
@article{matsuda18sc, author = "松田, 大樹 and 原, 崇徳 and 笹部, 昌弘 and 笠原, 正治", title = "{モバイル・エッジ連携型自動避難誘導における迅速性・安全性・避難所容量を考慮した避難所選択方式に関する一検討}", year = "2018", month = "September", journal = "電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集", volume = "B-11-12", pages = "1" }