多くの情報ネットワークでは共通の資源を多数の端末が共有しており, ある端末の取る行動が他の端末やシステム全体に影響を与える. このような相互依存関係にある個体群のダイナミクスを理論的に扱うことができる枠組みの一つに進化ゲーム理論がある. 従来の静学的なゲーム理論を動学化した進化ゲーム理論を情報ネットワークの分野に応用することで, 自律分散型・自己組織型制御の実現が期待される. 本講演では講演者らのこれまでの研究成果を中心に, 進化ゲーム理論の情報ネットワークへの応用事例について紹介する.
笹部 昌弘, [招待講演] 進化ゲーム理論の情報ネットワークへの応用, 計測自動制御学会 関西支部 物理と情報をつなぐ次世代システム制御研究会 第三回講演会, March 2013.
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