日々雑記


生糸と銀

2014-05-01

「富岡製糸場」が世界遺産登録。
1939年から経営を引き継いだ片倉工業が操業停止後も「売らない、貸さない、壊さない」の3原則を掲げて維持してきた賜物。 大阪ではヴォーリズ設計の心斎橋大丸を潰すという・・・。
我彼の文化の違いをまざまざ。

生糸とはもちろん絹糸(厳密には違うそうだが)。日本は世界一の生糸輸出国となり、シルクロード以来、欧米で高級繊維である絹をより身近にした功績である。

早くに世界遺産となった石見銀山からの銀もアジアのみならずヨーヨッパ諸国へ流通していた。

とすると、今度は「有田・伊万里」あたりが世界遺産に・・と思う。
ヨーロッパの陶磁器史、特に赤絵を主にした磁器をひろめた功績は大きい。

授業の準備をしながら、世間でいうグロバール時代はこういうことなのかとも。

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見るという教育

2014-05-03

久々の休日。

ふと考える。 中学や高校などで、音楽や美術の授業がある。音楽の授業は、基本的に「聞く」ということなのに、どうして美術は「見る」ではなく「作る」のか。
日本美術や西洋美術はもっぱら「日本史」「世界史」で登場するが、これもスルーしがち。学校教育現場では誰も「作品を見る」ということなど教えてくれない。
かたや、ヨーロッパの美術館では作品を前に小学生ぐらいの子供たちは三角座りをして、先生の話を聞いている(ステレオタイプだが)。先生も熱心に勉強して話しているのを見たことがある(もう数十年前だが)。

そもそも、日本の教育現場で美術館へ行くということ自体、不可能である。教えてもらっていない、教えられないという双方暗黙の了解のもと、人は育ち大人になる。

なんかおかしいような気がする。足腰が弱すぎるのだ。
某美術館で騒ぐ子供をみながら、なんかどっか間違っているよなと思ったり。

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東大寺展

2014-05-05

雨天。午後よりあべのハルカス美術館。

《華厳五十五所絵巻》は、善財童子がが文殊菩薩の勧めに従って、55人の善知識(ぜんちしき)(徳を備え人々を導く力を持った者)に歴参して、ついには菩薩の悟りを得る遍歴の絵巻。
さながら善財童子の「はじめてのおつかい」である。

東大寺と五劫院の五劫思惟阿弥陀如来坐像、行基、実忠、重源、公慶など各高僧像などバラエティに富んだ内容。古かんの《大仏殿虹梁木曳図》や《大仏開眼供養図》も。

国宝や重文を取り入れながらきわめて平易に説いた東大寺絵巻。大阪では、あまり難しい内容は受け入れられない・・・。ツボを心得た展示と実感。

その後、大正で沖縄料理。ひさしぶり。

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東京国立博物館

2014-05-06

曇天。東京国立博物館へ。「キトラ古墳壁画展」には長蛇の列。

まずは本館。「平成26年 新指定 国宝・重要文化財」展が開催中。奈良・西方寺薬師如来立像及び結縁交名、静岡・方廣寺釈迦如来坐像、滋賀・九品寺観音菩薩立像なども拝見したが、なんといっても京都・知恩院徳川家康坐像と徳川秀忠坐像。
秀忠坐像は元和6年(1620)、康猶の作と知られる。左右に並んだ坐像を見ながら、また両像の間に入って、側面を見比べたりする。 面貌は同じ表現ながら装束の造形がわずかに異なるのは時期差から来るのだろうか。
家康は元和2年に、秀忠は寛永9年(1632)に逝去。秀忠像は本人が康猶に命じて自らの等身像を造らせたとの由。この時なにがあったのか気になるが・・・。

2階に上がって大阪市立美術館狩野宗秀筆《四季花鳥図屏風》や村上華岳《裸婦図》、『琉球国中山王書翰並貢物目録』、『東京市行政文書』などもじっくり拝見。
本館2階の一角には尾形光琳《風神雷神図屏風》。観覧者揃って写メ・・・。

その後、「栄西と建仁寺」展。
四頭茶会の再現?コーナーは圧巻。作品が本来どのように使用(機能)されていたかをまざまざと知る。
長谷川等伯・海北友松の襖絵などよりは数段、見劣りするものの、九条袈裟に関心を寄せる人は少ない(先ほどの国宝重文展もしかり)が、師資相伝の重要なアイテム。
康乗作の蘭渓道隆像(像内に鎌倉期の蘭渓の頭部片が納入)もさることながら噂に聞く六道珍皇寺の小野篁・冥官・獄卒像はことのほか大作で、驚く。そのほか六道珍皇寺の《焔口餓鬼図》《四聖大帝・三官大帝図》など、見るべき作品が多数出品。

お昼前に上野に着いたものの、結局、本館と平成館でタイムオーバー。東洋館や法隆寺宝物館は今回も行けずじまい。東京藝術大学美術館「法隆寺」展など、とても無理っ!

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史料調査

2014-05-07

東京大学史料編纂所へ。
閲覧手続きと各種史料を閲覧。今年(閲覧証)はピンク色。

こうした史料を固めていく作業に対して、美術作品とどう関わりあるのか、もっといえば「これが美術史の研究か」と露骨に異議を唱える人たちもごく一部にいる。

武田庸二郎・江口恒明・鎌田純子『近世御用絵師の史的研究』のあとがきには、同じようなことが記されており、大久保純一氏の朝日新聞コメント(2007.11.7)が引用されている。

歴史研究という他分野の人としのぎを削っています。「美術史は文献的な裏付けがないのに、感性でものをいっている」というイメージも一部にあり、美術史の言葉だけで語っていてはいけないと感じた。同じ近世という時代で、歴史研究では何が行われているのかが刺激になりました。
とある。あとがきには、美術史の「否定」ではなく「融合」であるとも。

史料閲覧の後は東文研閲覧室へ。今度は写真資料。

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パワーポイント

2014-05-08

授業再開。

ひと頃、パワーポイントの枚数が減ったのだが、この頃はまた増加の傾向。あれこれ脱線も含めて言いたいことが増えたのだろうか。以前の枚数だと、10分程度早く授業が終わってしまう傾向に・・・。

授業前に再びあれこれ追加、取捨選択をしてようやくようやく完成、授業に臨む有様。
GW明け、ややお疲れなのかもしれない(努力の甲斐あって時間ピッタリに講義は終了)。

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功罪

2014-05-09

うちの大学でも「FACEBOOK」を開いており、大学の話題などが掲載されている。
過日(と言っても3月22日だが)、Yukiyo Ohyaなる人物が
子供が4月からお世話になります。<(_ _)>明日の5時までに外国語の履修登録しないといけないんですが、第2外国語は何がお勧めでしょうか?大阪地域に住んでいないので、情報がなくて困っている様です。何かお勧め(単位をとりやすい)のがあれば、教えて下さると嬉しいです。
はぁ?と思いながらも、当該人物をクリックすると「嵐」「SMAP」「関ジャニ∞」とか・・・。
どうも、親を装った学生らしい。

たぶん広報課は困っているだろう。
バッサリ削除(できるのかどうか知らないが)すべきか、「アンタが学びたいのは何語なんや!」と厳しく問うこともできず・・・。
よもやまさかとは思うが、「嵐」好きのPTAが実際にいるのかもしれない・・・。

私が広報課なら・・・。
知人等を動員してコメントを大量投入し当該のコメントを沈めてしまうのだが。

すぐにバレる"嘘"はつくな。

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飛鳥史学文学講座

2014-05-11

明日香村で「関西大学 飛鳥史学文学講座」。
今年で40周年。好天で受講者数が心配されたが、おかげさまで満席。 テーマは橘寺伝日羅像、川原寺(弘福寺)二天像について。

伝日羅像についてはよく知られるものの、川原寺二天像については一般にはあまり知られていない。 元慶2年(878)には聖宝が弘福寺の別当に補され、『聖宝僧正伝』には弘福寺に「丈六檀像十一面観音像」を造ったと記されている。二天像は9世紀末頃の製作とされ、聖宝による弘福寺復興の一環として製作されたのはないか、などと。

飛鳥は古代遺跡だけでなく、実は平安時代の仏教美術のうえでも重要。

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時間、ないねんで

2014-05-13

ゼミ。3回生なので自由発表。
ところが、発表で扱うネタを聞いても芳しい答えが返ってこない。「□□か、△△か・・・、まだ迷っています・・・」。
あまり時間の余裕がないのだけれど。

経団連加盟の会社に限るのだが、会社説明会は3回生終わりの3月、面接実施は8月となる。大企業に落ちた後、中堅・中小企業を受ける時間はほとんどない。文学部なので卒論も控えているので、実質、3回生で固めておかなければエラいことに。

聞いてみても、「それは“ライフワーク”にでもしたら・・・。」とつい。
時間、ないねんで、ホンマ。

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ニッポン、頑張れ

2014-05-15

終日曇り。
明治の近代化、太平洋戦争など日本がよきにつけ、悪しきにつけ、頑張る時には、奈良の古仏が登場。
元ネタは昔、東京国立博物館で開催された『大和古寺の仏たち』展(1993年)。
奈良の古仏は、日本や日本人の精神的拠りどころでもある。

翻ってみれば、今年の仙台市博物館の特別展がまさにそう。3月から4月にかけて「法隆寺 祈りとかたち」展、7月からは「奈良・国宝室生寺の仏たち」展が開催される。
ともに「東日本大震災復興祈念特別展」の冠が付く(「法隆寺」展には「新潟県中越地震復興10年」も)。

さっそく授業で話したが、理解できたかどうか不安。
ともかく頑張れ、日本。

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プロフィール

2014-05-16

ブリジストン美術館で「描かれたチャイナドレスー藤島武二から梅原龍三郎までー」が開催中。

大正頃からいわゆる大陸ブームがおこり、日本の画家たちはこぞって中国や朝鮮の風俗を題材にした作品を発表。時には日本で日本女性にチャイナドレスを着せて作品制作に励む。安井曾太郎《金蓉》が然り。
藤島武二《女の横顔》は真横からとらえた肖像画。モデルは竹久夢二の恋人佐々木カ子ヨ。
「日本の女の横顔に美しいのがない。前向きはまずよいとして、横顔になると美が二分の一に減ずる」と藤島は嘆いたが、西洋コインにみられるような側面視(プロフィール)は描かれた人物の面影に歴史的なイメージを与え、永久化する作用がある。つまりモデルの「状態」ではなく「存在」そのものを記号化する絵画でもある。
藤島センセ、イタリア留学した割には、絵画の理論はやや甘かったような・・・。

チャイナドレスに興味はないが、イタリア・中国・日本の相混じった絵画は見てみたい。
東大寺展後のハルカス美術館はイタリア美術。

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南山城と西蔵

2014-05-17

朝から京都国立博物館「南山城の古寺巡礼」展へ。

海住山寺、笠置寺、浄瑠璃寺・岩船寺、禅定寺、酬恩庵などが伝える仏像・仏画が中心。文化財調査を通じた展覧会でもあり、以前みたことのある仏像や初めて見る作品も多数出品される。さすが京都と奈良の中間地帯、独特の文化圏を成している感が強い。じっくり拝見しながら多種多様な作品があるものだと、思わず。禅定寺十一面観音像や寿宝寺千手観音像などの前ではつい、国宝(浄瑠璃寺多聞天像)も霞みがち。河内国若江郡若江庄にあった常念寺《涅槃図》なども関心を引く。意外な収穫は酬恩庵の原在中の作品群。

法性寺地蔵菩薩像の前で単眼鏡を覗くM先生。傍らの学生と思しき人に「真っ暗やないか。ライティングどうなってんねん」とボソリ。独立ケースはともかく、固定ケースの仏像はなかなか仏像の顔に光が当たっていない。確かに・・・。

これだけの文化財が一堂に会するのは最初にして最後かも。

午後からは龍谷大学ミュージアム「チベットの仏教世界」展。

もっぱらの関心事は青木文教と多田等観。
多田等観への指令書(辞令)には「西蔵仏教之研究ハ世界ノ與論ナリ」」と。当時、混乱する漢訳仏教経典の限界を超えるべく、マックスミュラーの師事した南條文雄が、日本に近代的な仏教研究方法を伝授、それぞれチベットを目指すようになる。
青木文教、多田等観が結ぶダライラマ13世と大谷光瑞の関係も見逃せず、入蔵者のなかでもこの二人は別格であることを実感。

展示資料を見ながら、厳寒のなか花巻・光徳寺蔵脩館でみた記憶が甦る。

夏日の一日。

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PTA

2014-05-18

午後から教育後援会。いわゆるPTA。

専修別にわかれての個人懇談会。今年は例年に比べて参加者が少なく安堵。
最近はモンスターペアレントなる言葉もあるし、一部の学生は若干、低年齢化している節がないでもない。 そして頭の痛いことも多くなった・・・。

ともかくつつがなく終了。
久しぶりにカッパ横丁(梅田・古書店街)をのぞいて帰宅。

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民営化歓迎

2014-05-21

調べ事があって某公立図書館へ。
いつも職員の態度がひどく(全国の図書館でも有数のひどさと思う)のだが、ここは我慢、我慢。

玄関を入ると、一部民営化された旨の掲示。
閲覧用紙に記入し、窓口に行くと、皆パソコンに向かって誰も対応してくれない(以前はここでキレた)。
さて、どうすべやと思っていると、「あっ、すみません。気づかなかったもので。」と丁寧に応対。見れば「スタッフ」の名札。

閲覧が済み、コピーを取ろうと、複写用紙に記入して再び窓口。先ほどの人はいない。
「すみませんが、複写したいんですが」と目の前の人を”呼ぶ”。
(これがいつものパターン。「大声、出さないで下さい」と逆ギレされたことも)
パソコンに向かっていた顔が不機嫌そうに上げて「あぁ。」。首からぶら下げた名札を見ると「某地方公共団体」のマーク。

以前から接客がまったくなっていないのだが、民営化になって「スタッフ」と「職員証」との格差がより明確に。
もう完全民営化でいいよ。

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東大寺の大仏

2014-05-23

午前中、15分間の小テストを経て授業。
昨年の講義科目で、出欠はとらない、学期末レポート提出で、成績評価(シラバスにもそう書いた)したら、例の授業評価アンケートで、「ちゃんと出席しているのに、出席していない者と同じ条件で評価されるのはおかしい!」と猛抗議が来た・・・。
「講義を聞いた分だけ理解がすすむじゃないか・・・」と思ったが、あまりの権幕?にたじろいだ。

そこで、今年は小テストを導入。おかげでめっきり受講生も減る有様。

もともと出席代わりの小テストなので、アンケートみたいなモノをとる。「今まで実際に見て、もっとも印象に残った彫刻(仏像、立体物)をひとつあげ、その理由を記しなさい。」

授業終了後、回収答案?をみると、堂々の第1位は「東大寺大仏」。
小学生の遠足や小さい頃にみた印象があまりにも大きいとの由。
なんか意外。もう少し多彩に富むと思ったのだが。
第2位は六波羅蜜寺・空也上人像。これは教科書の影響が大。

来週は平等院阿弥陀如来像に移るこの時期、「東大寺大仏 解体全書」でもするかと・・・。

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見学会

2014-05-25

1回生見学会。奈良国立博物館『鎌倉の仏像』展へ。
玄関前で概略を述べた後、自由見学。

宋風やら土紋や法衣垂下、遊戯坐など、関心ある学生でも難しいが、ま、質問があればするようにと。

こちらは極楽寺釈迦如来坐像や荏柄天神社天神坐像、学生は鶴岡八幡宮弁才天坐像に関心。
「(仏像の)なかは“裸”ですか?」と男子学生。「うん、“裸”」。「ふーん。」
女子学生もいることだし、これ以上は突っ込まないでくれと、ひやひやするも関心は掛仏などへ。今の学生さんは真面目。

ひとしきり見学した後、さて、どうするか?
いつもだと、ここで東大寺ミュージアムか東大寺大仏殿となるのだが、好天の日曜日午後、修学旅行生や外国人観光客で大仏殿内は大混雑の態。学生のうち、大仏殿に行ったこともある者も数名おり、久しぶりに東大寺法華堂へ。

巨大な仏像を前に説明し、不空羂索観音像をのんびりと眺める。学生も外陣に設けた畳に腰かけて、同じように眺める。時折、いくつかの質問があり、それに応えて、お互い再び仏像を眺め、時間を過ごす。退屈だとか思わない学生がいい。

二月堂から雑踏の大仏殿前に戻って、奈良駅で解散。

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撤収

2014-05-26

今昔館での展示も昨日で終了。撤収。
3時過ぎには終了。

終日、雨。気分もあまりすぐれず。

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魚々子

2014-05-27

学生(留学生)の発表。「弥勒寺西九重石塔内の金銅製舎利壺」。
金板の舎利奉安記によれば、百済王后佐平沙宅積徳の女を施主として伽藍造営され、639年に舎利を奉迎したとある。百済の遺品。
スライドに映された外瓶の魚々子はかなり疎らかつ乱雑。

「(魚々子の打ち方が)日本と同じですねぇ。」と。
中国では整然と規則正しく魚々子が打たれる。ダブって打つというのはあり得ない。
「(魚々子を打つ中国の職人は)クビが懸かっていますから。失敗すれば金銀の器も台無し、(ダブって)打った職人は死刑ですから、命がけの魚々子打ちです」と。

学生たちは、そんなアホな、という表情だが、かなり当たっているように思うのだが。

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出雲国造家

2014-05-28

皇室での祝事。

マスコミでは先祖を「天照大御神の二男とされる天穂日命」としているようだが、「ちょっと、待った!」と北島家からクレームが出そうにも思う。

出雲国造家とよばれる家柄は一子相伝で出雲大社の祭祀を掌っていた。第54代国造・出雲孝時の代に五郎孝宗と六郎貞孝との間で継職争い。神事は中止、軍勢を集め社殿に立て篭もる等々・・・。

時の守護代は両者に神事や所領、役職などを等分し、康永3年(1344)以降、孝宗は千家氏、貞孝は北島氏と称して国造家が並立、幕末まで出雲大社の祭祀職務を平等に分担。
今日では出雲大社自体は神社本庁の傘下、千家氏は出雲大社教、北島氏は出雲教を立てる。
背負ったものが大きすぎる悩み。

写真は遷宮前の大社。

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シェア

2014-05-31

家人とともに朝から携帯電話のショップ。何も朝いちばんでなくても・・・。

ショップに着いたのが開店前。誰もいない。ほぅら~・・・。「ちょっと、タバコ買ってくる」とコンビニに行って戻ってくると、なんと長蛇の列。
何のイベントがあるから開店前のショップに並ぶのか、まったく理解できない。
呆れながら並んでいると、道行く人の多くが携帯を見ながら歩いている。

開店早々窓口に行くと、免許証を差し出して名義人確認。当方の御用はこれにて終了。

横で聞くともなしに説明を聞いていると、パケット(わたしの)をみんなで使えるようにしようというもの。Webやメールなどほとんどしないので、それらを女性陣によこせ(シェア)という手続きが進められる。

いつも鞄の底にあり、気が付けば電池切れということが日常なので、特に問題はない。

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