徐州・青島

 徐州漢兵馬俑博物館 2009-2-28
獅子山楚王陵墓西側400mに付属する漢の兵馬俑。1984年12月に煉瓦製造の採土の際に発見。全部で6つの坑があり、3つの歩兵坑と騎兵坑からなり、すべて西向きに整然と並ぶ。発掘当初は体躯の彩色が残っていたが、現状では褪色。歩兵坑では官吏俑、兵士俑、長槍俑など隊列を組んで俑が並ぶ。

徐州 漢兵馬俑博物館



立像は高さ57cmほど。











坐像も兵士。背中に靫を背負う。


頭・体躯とも前後に型押しとする


池に浮かぶ「兵馬俑展庁」




 獅子山楚王陵墓 2009-2-28
獅子山楚王陵墓は西漢・楚王の陵墓で、2代楚王劉郢あるいは3代楚王劉戊の墓である可能性が大きい。楚王の属官と侍女が殉葬され、漢墓では稀な例である。金縷玉衣をはじめ、玉器、陶器、銅器など約2000点が出土。
3代楚王劉戊は呉楚七国の乱で自殺しており、果たして自殺した王がこれほどの待遇を得たのか疑問。







羨道脇の副室 閉塞石


人民軍兵士による閉塞石の除去(写真)

徐州漢兵馬俑博物館→戯馬台・徐州博物館