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2022年2~3月『家族に関する振り返り調査』(日本学術振興会 科学研究費補助金助成、課題番号 19H00615)を実施いたしました。
お忙しい中、多くの方にご協力をいただき、ありがとうございました。


●調査の目的

この調査は、ご自身の青年期からの家族経験を思い出してもらう学術調査です。青年期から成人期にかけての暮らし向きの変化や、出会い・結婚・子育てにかかわる問題を明らかにすることで、将来の子育て政策等につなげることを目的にしています。

近年は、昔に比べて青年から成人への移り変わりが多様になってきています。この調査では、どのような人生のパターンが広がっており、どのような困難をかかえているのかを統計的に調べます。皆様の家族生活について立ち入ったことをおたずねしますが、可能な範囲でお答えください。いただいたご回答は、将来的な子育て政策や弱者の社会的支援を考えるための資料として活用されます。


●調査概要
調査名称:家族に関する振り返り調査
調査主体:「大規模回顧調査による家族形成期のパネルデータ分析」プロジェクト
(研究代表 保田時男)
調査時期:2022年2~3月
調査方法:郵送配布回収
調査対象:全国の昭和47~61年生まれ男女(2021年末日時点で35~49歳)
抽出方法:地域・都市規模による区分で層化二段抽出
計画標本サイズ:7620人
抽出名簿:選挙人名簿および住民基本台帳
実査委託: (株)サーベイリサーチセンター
有効回収率:約3327/7620=43.7%

調査票回答の仕方  


●調査報告書

 調査方法・基礎集計をまとめた調査報告書を作成しました。活用ください。   


●結果の概要

 調査の完了後、結果の概要をまとめたパンフレットの作成しました。同世代の方々の様子を、皆様の生活の参考にしていただければ幸いです。また、学術的な統計分析の結果は、日本家族社会学会などの学術団体で報告される予定です。  


●プロジェクトメンバー(研究分担者)

 保田時男(関西大学 社会学部・教授)※研究代表 
 香川めい(大東文化大学 社会学部・准教授)
 小林盾 (成蹊大学 文学部・教授)
 佐々木尚之(津田塾大学 総合政策学部・教授)
 菅澤貴之(熊本大学 大学教育統括管理運営機構・准教授)
 筒井淳也(立命館大学 産業社会学部・教授)