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3つの特徴

私たちは、長年にわたる企業との共同研究の実績とその成果に伴う信頼関係を築いてきました。DMラボは、社会科学における産学共同の膨大な研究蓄積と信頼関係を持つ唯一の研究グループです。

【1】強みを生かした国際連携

国際連携の中でコロンビア大学ビジネススクール、マーケティング部門との共同研究を推進します。多次元時系列解析技術とストリームデータ解析技術のマーケティング応用研究は当該分野で我々以外、前例がなく、特に顧客動線分析と広告効果モデルの領域において、重要な理論的貢献が期待できます。これらに関連する先端技術の導入をコロンビア大学の研究チームと共同研究することによって、消費者行動モデルの研究領域でトップレベルの研究成果を達成することができます。またコロンビア大学と関連分野研究者との交流拠点を形成することが可能であり、研究活動のさらなる活性化が期待できます。

図1

【2】国内の文理融合NOE(Network of Excellence)の構築

社会科学の研究者と国内のコンピュータサイエンスの研究者間をつなぐネットワークのコアとなる戦略的研究基盤を形成します。DMラボは、東京大学、情報学研究所、大阪大学などに所属する日本を代表するコンピュータサイエンスのトップレベルの研究者と既に共同研究の実績があり、それらを基礎にトップレベルのマーケティング研究に発展させます。

図2

【3】産学連携による実践科学アプローチ

産学連携による独自の「理論と実践のフィードバックループ」を構築します。計算機科学、社会科学の両領域では様々なシミュレーションや実証(実験やアンケート調査)をもとに理論モデルの検証を行ってきましたが、それらの理論モデルには現実社会との大きなギャップがあることは避けられません。DMラボは、産学連携によって開発された理論モデルを現実社会に迅速に導入し、その有効性を検証するフィードバックループを構築します。

図3
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