私の担当している講義

 

 2019年度は下の授業科目を担当しております。「シラバス」の箇所をクリックされると講義予定をごらんになれます。

(なお、現在私が所属している部署は、文学部では、文学部総合人文学科哲学倫理学専修、大学院文学研究科では総合人文学専攻哲学専修のなかの哲学・倫理学研究という組織です。下記の項目のうち、文学部では「哲学倫理学専修」、大学院では「哲学・倫理学研究」とあるところが、私を指導教員に選ぶことのできる学生の所属する組織の最小単位の名前です)。

 

関西大学では……

〈文学部の専門科目〉

倫理学概論a 2年から履修できる講義です シラバス 
倫理学概論b 2年から履修できる講義です シラバス 
哲学倫理学専修ゼミII 哲学倫理学専修2年の必修授業です シラバス 
哲学倫理学専修ゼミV・VI 哲学倫理学専修4年の必修授業です シラバス 
学びの扉(哲学倫理学専修) 1年むけのリレー講義で、哲学倫理学専修教員全員によるリレー講義で  冊子「学びの扉」へ 

99年度講義ノート

哲学倫理学専修研究I・II 哲学倫理学専修2年の必修授業で、哲学倫理学専修教員全員によるリレー講義です シラバス 
哲学倫理学専修研究IV 哲学倫理学専修3年の必修授業で、哲学倫理学専修教員によるリレー講義です シラバス 

〈大学院文学研究科〉

M哲学・倫理学研究演習(1) 哲学専修哲学・倫理学研究博士前期課程1年の必修授業です シラバス
M哲学・倫理学研究演習(2) 哲学専修哲学・倫理学研究博士前期課程2年の必修授業です シラバス
D哲学・倫理学研究演習(2) 哲学専修哲学・倫理学研究博士後期課程2年の必修授業です シラバス
D哲学・倫理学研究演習(3) 哲学専修哲学・倫理学研究博士後期課程3年の必修授業です シラバス
応用倫理学研究a、b 文学研究科博士前期課程の全学生が受講できる講義です シラバス
哲学・倫理学研究講義a、b                                   哲学専修哲学・倫理学研究博士後期課程の学生を主たる対象とした講義です シラバス
 

〈共通教養科目〉

倫理学を学ぶ  春学期・秋学期、同じ内容の授業ですが、対象学部が異なります シラバス

 


2019年度時間割

春学期
 9:00-10:30      学びの扉      
10:40-12:10 倫理学を学ぶ 応用倫理学研究a     倫理学概論a  
13:00-14:30 専修研究 I          
14:40-16:10 倫理学を学ぶ        Office Hour  
16:20-17:50 M哲学倫理学研究演習(1)a(2)a 専修ゼミV        
18:00-19:30            
19:40-21:10            

 

秋学期
 9:00-10:30      学びの扉      
10:40-12:10 倫理学を学ぶ 応用倫理学研究b     倫理学概論b  
13:00-14:30 専修研究 II          
14:40-16:10 専修ゼミ II 専修研究IV      Office Hour  
16:20-17:50 M哲学倫理学研究演習(1)b(2)b 専修ゼミVI        
18:00-19:30            
19:40-21:10            

 


これまで主査として指導した論文の題目から

教育内容を紹介するために題目をあげるものですから、各論文の著者のなまえは伏せます。

 

関西大学では……

博士論文

2016年度
  • 人間の尊厳概念の研究――カントの道徳哲学と宗教論の統合的解釈
 

修士論文

 
2021年度
  • 人はなぜケアするのか
2017年度
  • 悪・自由・物語的自己
2016年度
  • ケイパビリティアプローチの意義と射程
  • 子どもの自発性を活かす道徳教育
2014年度
  • 人工妊娠中絶における倫理的問題の考察
  • アマルティア・センのケイパビリティ・アプローチ
2012年度
  • 自由はどこまで追求すべきか――リベラルな優生学のディレンマ
2011年度
  • カント倫理学における人間性概念――理性の事実と普遍妥当性を手がかりに
2008年度
  • 寝たきり高齢者とかかわること――リハビリテーションという営みを通して
2006年度
  • 夏目漱石の「道」について――則天去私論を通して

2004年度

  • 身体・他者・言葉――メルロ=ポンティを手がかりに

2003年度

  • 自然・所有・自由――ロック『統治論』を手がかりに
  • 近代資本主義発展史における合理化の過程――マックス・ヴェーバーの資本主義の精神に関する分析
  • 私的言語論――言語観の推移をとおして

2002年度

  • ウィトゲンシュタインと倫理学

2001年度

  • 社会的規範理論の可能性に関する一考察

2000年度

  • 非実在的対象の命題の可能性 フッサールを手がかりに

卒業論文

2021年度
  • ハイデガー『存在と時間』における自己と他者
  • 道徳的な正しさについての省察――ブラックバーンの準実在論を手掛かりに
  • 子どもに関する社会問題――ミヒャエル・エンデ『モモ』から考える
  • 現代社会における家族の現状と家族役割の新しいかたちの考察――家庭を描くアニメ・家族のイメージを手がかりに
  • 「恋」について
2020年度
  • 形而上学は世界を記述できるか――多言語主義とガブリエルの新実在論の比較的検討
  • 脱構築とはなにか――『声と現象』、『グラマトロジーについて』を参考に
  • 人が他者をケアする理由について
  • ミロのヴィーナスの美しさ
  • フーコーの「考古学的手法」について
  • 人形愛はなぜ倒錯なのか
2019年度
  • 女性が声を上げられる環境を作るには
  • 私たちは出生前診断とどのように向き合うか
  • ダイエットの精神的意義
  • 性暴力はなぜ軽視されるのか
  • セクシャル・マイノリティとその子どもたち――現状と課題
2018年度
  • 表現によるイメージ形成の倫理性
  • 現代日本にスピノザの思想は通用するか
  • 障がい者を受け入れる社会
  • 「かわいい」の文化的背景からみるジェンダー
2017年度
  • 被害者感情について――望ましい支援と被害者の姿勢とは何か
  • 人生の意味について
  • 茶道部矛盾
2016年度
  • 現代日本家族のありかたについての考察
  • 私たちは動物に対してどのような態度をとるべきか
  • 生きる意味をもとめて――フランクルの思想から
  • 私たちにとっての悪――デビルマンを通して
  • 大島弓子が描く世界の受けいれ方
2015年度
  • 悪の存在と根源性
  • 信仰において疑うことは認められるか――パウル・ティリッヒの思想より――
  • 死刑問題について――『死の所有』から生じるロック解釈の考察――
  • 現代に求められている倫理観とは何か
2014年度
  • 苦悩の美的価値および生を包み込む芸術
  • アマルティア・センの理論とケアの倫理の関連研究
  • グローバリズムと倫理のあり方について シンガーの飢餓救済についての考察
  • しょうがい者の住みやすい社会についての考察――ケアの倫理とjusticeから
  • 自己と他者の関係性のあり方について――レヴィナスの『全体性と無限』より
  • 道徳教育について カントと現代日本の比較からの考察
  • 自ら死を選ぶことは悪か――生命の神聖性と質に関連して
  • 妊娠中絶に関する、胎児と「ひと」について
  • 人格の同一性の基準は何であるか
  • 工場畜産の打倒とアニマルウェルフェア
  • 言語ゲームの中で「正しさ」を問う
2013年度
  • 人間の幸福についての考察――フランクルの思想から――
  • 安楽死は許されるか
  • 終末期におけるケアのあり方――積極的安楽死は認められるか
  • 空間についての考察――『人間と空間』を読んで――
  • 労働から考える日本の現状
  • オランダ、アメリカの比較から考える安楽死の是非
2012年度
  • 食への感謝の心を取り戻すために――現代日本における現状と課題
  • 人間の自由と幸福のための教育――ジャン・ジャック・ルソーを基に――
  • マクダガードの考察――「時間の実在性」についての議論
  • 肉食の是非
  • 宗教の根源とは何か
2011年度
  • 基本的潜在能力の平等は正義に値するか
  • 私の死から他者への責任へ――レヴィナスの思想における死の考察
  • ピーター・シンガーにおける動物解放論の一考察
  • 自殺について
2010年度  (学長補佐在任期間の研究回復措置のため後期研修のゆえ担当せず)
2009年度
  • カント倫理学における人格と人間性
  • キリスト教への懐疑 愛の宗教か復讐の精神か 〜『道徳の系譜学』『反キリスト』を中心に〜
2008年度
  • 倫理と第三者――『全体性と無限』における「汝殺すなかれ」とは
  • 「エティカ」における人間の自由について
  • 『葉隠』についての考察
  • 人付き合いについて
  • 時代とともに変わるお墓のあり方

2007 年度

 (在外研究のため担当せず)

2006年度  (学長補佐職の負担軽減のため担当せず)

2005年度

  • パーソン論の検討とカントによるその基礎づけのための一考察
  • ケアという希望
  • ニーチェ哲学における「生」の意味とは?
  • ヒトは生命の終わりを自ら決めることができるのか
  • ジョン・ロールズ『公正としての正義・再説』について
  • 『動物の解放』を読んで

2004年度

 (学長補佐職の負担軽減のため担当せず)

2003年度

  • リヴァイアサン――自己保存からその構造を探る
  • 動物解放論
  • 環境問題と世代間倫理――J・ロールズの正義論から考える
  • 道徳の絶対性を考える――「動機なき殺人」を手がかりに
  • ジョン・デューイ――プラグマティズムの思想について
  • 『道徳の言語』についての考察
  • 倫理の価値 暴力の価値

2002年度

  • 身体に響く絵画
  • 看護に感情は必要か −本来の「私」とナースとしての「私」の間で
  • 生と死における人格論的議論
  • なぜ私は死を恐れるのか? −死の悪とは何か?
  • フーコー『性の歴史I・II』再考 −現実に生きるゲイのために

2001年度

  • 新たな医療における倫理問題について
  • 価値と労働
  • ロックの人格論からみた精神鑑定と精神異常抗弁
  • 日本型資本主義経済に対する一考察
  • 夏目漱石と自己本位的な生き方について 
  • 死の意味づけといのちの関係性
  • からだをつくりかえるということ
  • 近代社会、現代社会における共同体的特質と表現行為の自縛の論理
  • 『対話』 −ルソーの社会契約論についての考察−

2000年度

  • 「脳死」と臓器移植 〜二人称のいのちに立ち返って〜
  • 安楽死について
  • 身体と空間 〜情報空間の身体性〜
  • カリスマ 〜マックス・ヴェーバーの考察から〜
  • 概念的関係である過去と現在

1999年度

  • 身体と表現 メルロ=ポンティがみていたもの
  • 幸福の系譜と現代幸福論
  • 現代の医療における生命倫理 末期患者における自己決定権
  • 日本の雇用実態とその周縁からみた女性問題の現在についての考察
  • 尊厳死にみる宗教性

広島大学では……

修士論文

1997年度

  • 現象学的科学論 〜『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』を中心にして〜

1996年度

  • 現象学的方法論 −本質直観を中心に

卒業論文

1998年度

  • 大学で学ぶことをめぐる試論 〜1998年、総合科07の僕らの対話を通じて

1997年度

  • 遺伝子診断は何をもたらすか

1996年度

  • 病気の意味 −病む者と病む者をとりまくもの
  • 教育される者 −学校・社会・価値観
  • 遺伝子操作は許されるか −自己決定を視点として
  • 自由と規制 −喫煙と禁煙を手がかりに
  • 病気とその社会的意味

 


これまで担当してきたおもな授業科目

哲 学

  • 西洋思想史          京都教育大学               1987 Apr.-1988 Mar.        
  • 現代思想       龍谷大学              1989 Apr.-1989 Sep.      
  • 哲学         京都教育大学             1989 Oct.-1990 Mar.  
  • 哲学         和歌山県立医科大学            1989 Apr.-1992 Feb. 
  • 哲学文献研究     関西学院大学、同大学院        2001 Apr.-2003 Mar.
  • 現代哲学講義     大阪大学              2011 Oct.-2012 Mar.
  • 現代思想文化学特殊講義/同講義 大阪大学大学院文学研究科 2011 Oct.-2012 Mar.
  • 哲学特殊講義 京都大学大学院文学研究科。京都大学文学部 2022 Oct.-2023 Mar.

倫理学 

  • 生命倫理       神戸大学                1989 Apr.-1989 Sep.
  • 倫理学        関西鍼灸短期大学             1991 Apr.-1993 Mar.
  • 倫理学        広島大学                1993 Apr.-1999 Mar.
  • 生命倫理学      広島大学                1993 Apr.-1999 Mar.
  • 比較倫理学      広島大学                1993 Apr.-1999 Mar.
  • 環境倫理学      広島修道大学              1995 Apr.-1999 Mar.
  • 道徳の意味を問う   広島大学               1997 Apr.-1999 Mar.
  • 生命と環境の倫理   広島大学               1997 Apr.-1999 Mar.
  • 倫理学        広島国際大学              1998 Apr.-2002 Mar.
  • 倫理学演習      大阪大学               2000 Apr.-2002 Sep.
  • 臨床哲学演習     大阪大学大学院文学研究科           2000 Apr.-2002 Sep.
  • 生命倫理特殊講義   東京大学大学院文学研究科・文学部  2006 Dec.(集中講義)
  • 倫理思想史I. II   立命館大学             2017 Apr.-2018 Mar.

そのほか

  • 文学         京都市立看護短期大学            1986 Apr.-1990 Mar.
  • 医学概論(一部)   和歌山県立医科大学             1989 Oct.-1993 Mar.
  • 社会学的文化論    大阪女子大学               1990 Apr.-1990 Sep.
  • 自然科学史      京都大学                1991 Oct.-1992 Sep.
  • 科学論        広島大学大学院社会科学研究科       1995 Apr.-1999 Mar.
  • 社会環境特論     広島大学総合科学部            2002 Jan.(集中講義)
  • 暮らしのなかの倫理と法律 大阪医科大学看護学部      2010 Apr.-2011 Jun.

もくじのページにもどる。