OG・OB紹介

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個性を活かした人材活用で新しい社会の実現を vol.15 高橋慎太郎

私は矢田ゼミ卒業後、キャッシュレス業界の会社「ジェーシービー」に就職しました。入社した2016年~2023年現在までの7年間で「カード会員増強施策を考える営業」「全社IT組織の横断調整を行う企画」「新サービスのシステム・業務構築」と、ダイレクトに利益に関わる仕事からビジネス側には関節的にしか関わらない仕事まで様々な経験を積ませてもらっています。
各仕事で学んだことや気づけたことは多くありますが、今回は私がどの仕事でも共通していると思う単純なことについてお伝えします。
それは、ビジネスは人間同士の協力・コラボレーションで生まれ、進んでいくということです。

自分の扱うビジネスについて、隅から隅まで一人で把握できる人間はいません。例えばクレジットカード一つとっても、商品戦略として何を目指すのか、どのような仕組みで決済を実現しているか、関わる社内外のシステムは何でどういう仕様で稼働しているのか、人力業務でカバーしている範囲はどこなのか、顕在化しているリスクはあるのかetc、一人で全て思考・記憶することは不可能です。
こういった把握しきれない範囲の知見や知恵を補い合う仲間が力を合わせてやっと、組織を説得し、新しい施策・企画・ビジネスを始められるのです。

当たり前のことだと感じるかもしれませんが、このような補い合うべき仲間が組織で分断され、協力しづらい無機的な組織になっている場合も未だ多くあります。無機的組織から脱却し新しいモノを生むためには、制度改善も必要ですが、やはり個人個人の想い・スタンスが肝だと私は考えています。自分の守備範囲を勝手に決めつけて引き籠るのではなく、常に視座高く自分の対応範囲を開拓し、何か新しいものが始まる予兆があれば積極的に関わっていきましょう。そうすれば、自分が何かを始める時には既に仲間も実力も揃っているはずです。個人個人の動きから組織文化まで昇華できれば最高ですね。

私自身、所属する組織を、より有機的で必要な機能同士が自然と結びつくものにできるよう、これからも努めていきます。

松井 革弥 Kakuya Matsui

株式会社ジェーシービー プリペイド事業推進部

2016年株式会社ジェーシービー入社。本部組織、企画部を経て現在はプリペイド事業推進部で新規サービス構築担当としてビジネス要件定義や業務構築を担当。

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